第697回（2018年12月14日）和不動産投資セミナーの評判・口コミをご紹介いたします。

みなさん、こんにちは！不動産投資セミナーでお馴染みの和不動産です。

12月14日（金）は、【スルガショックでマンション投資はどう変わる？】というテーマをもとに開催致しました。講師は弊社代表仲宗根が務めました。 ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

当セミナーでは今年激震が走った「Ｓ銀行ショック」について不動産投資業者でありながらもズバリと切り込み、不動産投資のこれからについて分析を致しました。

今回の内容を大きく４つに分けてご紹介します。

１．エリアによって供給される物件は異なる
東京とを中心に周辺の神奈川、千葉、埼玉までを含め、同心円状に5つのエリアに分割してそれぞれの特徴、特に建てられている賃貸物件を分析しました。
さらに、不動産投資マーケットを形成する原動力は融資する金融機関と結論付けました。

２.結局、需要と供給で決まる
スルガショック以降不動産投資に対する融資は厳しくなりましたが、物件の数は減るわけではありません。
取引は休まず行われ、価格は需要と供給のバランスで決まっています。ここで、視点を変えて物件が売れないのではない、物件が売れないと考えるからわかりづらくなるのです、物件が買えないから物件は売れないのです。つまり、思い出してください。不動産投資市場を形成する原動力は、そうです。融資。=銀行なのです。ですから、融資状況が物件の流動性を上げる大きなポイントなのです。
事実、この15年間にワンルームマンションの流通量は12倍になりました。なぜでしょう。それは、ワンルームマンション投資への融資状況が整ってきているからなのです。

３.スルガショックで業界はこう変わる
物件価格は融資状況によって上下するものです。
融資が拡大すると物件価格は上がります。逆に融資が引き締まると物件価格は下がるのです。
今は、融資引き締め。つまり、価格の下落局面です。
価格の下落は地方ではもう起きています。先のエリア分けで説明した東京を中心にした同心円の一番外側から始まっています。そして、下落の波は中心に向かって波及してくるのです。
しかし、用途地域やワンルームマンション建築規制条例などで、この下落の波をブロックできるエリアが存在します。
物件を持つのならこうしたエリアに持ちたいものです。
この、価格の変動のエリアと価格維持のエリアに分かれるのが、スルガショック後、銀行の融資状況が産み出す勢力図なのです。

４.質疑応答
最後は、参加者の皆様からの質問にお答えして本日のセミナーを終了いたしました。

スルガショックによる大きな影響と言いますと、「各金融機関による金融の引き締め」がまず真っ先にあります。不動産投資では銀行との取引があってこそ成り立っていますので、融資の引き締めが入っている現状は、物件価格、家賃ともに下落傾向になっています。
更に言いますと、不動産は地方から負の連鎖になっています。
１．エリアによって供給される物件は異なりますが、2015年の相続税の改正により、国道16号線沿いにアパートが林立しました。元々賃貸需要が弱い地域なので入居者がつきにくく、融資が厳しくなっているのが現状です。
都心から離れているエリアでは築30年前後のＲＣマンションと新築の木造アパートが建築され、こちらも融資が厳しくなっています。
バブル期に区分ワンルームマンションと新築の極狭アパートが供給されはじめ、都心三区の周辺エリアは2000年以降の規制によりワンルームマンションの供給が減ってきています。都心三区はワンルームマンション規制によってワンルームマンションやタワーマンションの希少価値が高まり、割髙になっています。
弊社でお勧めしている物件は、そのほとんどが商業地域にあります。エリアによってライバル物件が建ちにくいような地域での不動産投資こそ、スルガショックを乗り越え、成功させる秘訣なのです。

こちらのセミナーは、不動産業者だけが知り得る、最新情報満載のセミナーとなっております。
他にも、弊社では毎週様々なテーマで不動産投資セミナーを開催しています。不動産投資に特化したものだけでなく、賃貸管理や相続対策といった、ニーズによってテーマをお選び頂くことができます。開催スケジュールについては、下記リンクよりご覧くださいませ。

それでは最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
また次回のセミナーレポートでお会いしましょう！

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