和不動産 不動産投資セミナーの評判・口コミ(2020年1月31日)
和不動産 不動産投資セミナーの評判・口コミをご紹介いたします。
2020/01/31不動産投資セミナーの評判・口コミ
格差社会を生き抜くために不動産投資が必要な理由
開催日:2020年1月31日(金)
講師:代表取締役 仲宗根和徳
【21世紀の資本】は2013年にフランスの経済学者トマ・ピケティ氏によって、書かれました。この本の特徴は、なんといっても950ページ以上にも及ぶ大長編であり、200年以上の資産や所得のデータを集積分析していることです。
経済専門本として、累計100万部を突破し、世界的なベストセラーとなったこの本から「現在を生き抜く上での糧」を活かしてほしいという強い思いから当該セミナーが誕生しました。
当レポートでは、格差がなぜ生じるかという原因について、ご紹介させて頂きます。
トリクルダウンの大否定
トリクルダウンとは、「富める者が富めば、貧しいものにも自然に富が滴り落ち、いずれ富の格差はなくなっていく」という経済学の法則です。トリクルダウンの状況を表現したものとして、有名なシャンパンタワーの図があります。
ピケティ氏は、逆に放置すれば、ますます格差は拡大していくと提唱しています。
なぜならば、「民主主義」と「資本主義」は同意義ではなく、民主主義が成立するから、資本主義が成立するものでも、資本主義が成立するから民主主義が成立するものでもないからです。
ピケティ氏がいう民主主義とは「富の分配における民主主義」をいい、民主主義という軸に、正しい富の分配があってこそ初めて民主主義といえるからです。そして、現在でいわれる民主主義はその点が欠けていると主張しています。民主主義的要素が欠けている以上、格差はなくならないのです。富めるものが民主主義的要素を欠く原因を作り出してしまっている現状にも気づく必要があるように思えます。
有名な公式R>Gの意味
ピケティ氏は、歴史的なデータを分析し、世界的に資本収益率の平均は4~5%、経済成長率は平均1~2%だという数値を導き出しています。Rは、Returnとして資本収益率、Gは、Growthとして経済成長率とそれぞれしています。
私達がサラリーマンとして会社に勤め、得られる給与は、Gに属します。一方株式配当金や不動産、金利収入等はRに属します。
GよりもRの方が、絶対値が大きい為、富める者はさらに富を持ち、富めない者との差が広がり続けていくのです。
別な言い方をすれば、資本自体が生み出す自己増殖のスピードが経済成長よりも早いので、お金持ちはどんどんお金持ちになるのです。
これが有名な公式R>Gの真相なのです。
現実に日本の経済成長率、2018年の名目国内総生産の様子を見てみると、前年比1.8%増と歴史的な平均値1~2%に収束しているのです。資本が生み出す資本収益率には追いついていません。
まとめ
当レポートでは、「21世紀の資本」を基に、格差がなぜ生じるかということについて、説明致しました。もっとも21世紀の資本から、私達が考えなければならないことはたくさんあるように思います。
例えば、格差が生じていく中で私達は何をするべきなのか、格差が進むと私達に一体どんな影響が起こるのか等です。セミナーではこれらについても言及させて頂いております。
ご興味がある方・お知りになりたい方は、セミナーにご参加心よりお待ちしております。
それでは、最後までご覧頂きありがとうございました!
また次回のセミナーレポートでお会いしましょう。