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2014年3月3日【不動産投資情報◆賃料下落についての考察その3◆】
◆賃料下落についての考察その3◆
みなさんこんにちは!!
前回に引き続き、賃料下落についての考察(三井住友トラスト基礎研究所投資調査 研究員 菅田氏レポート) から今回は、
築年数の経過による競争力の低下は新規供給量に影響を受ける傾向について詳しくお話したい思います。
築年数の経過による競争力の低下は新規供給量に影響を受ける傾向に築年数による競争力の低下は、
新規供給量による影響が大きいです。 分析の結果では、築浅物件が多かった2007~2009年は、
第一段階(築3~10年)での 経年による賃料下落幅が大きかった。
これは、コンスタントに新規供給が行われる中で、 できるだけ新しい物件に入居したいという
需要層の意向が現れ、大量の築浅物件間での 競合が激しかった結果と言える。
新規供給が多いか少ないかで、 経年による賃料への下げ圧力が変わることを示しています。
今回は成約時期(年次)ごとに分類して分析を行っていますが、
交通利便性や生活利便性が高い割に新規供給があまりないエリアにおいては、
経年による賃料下落が軽減すると思います。 また、今回の分析では扱っていないが、
最寄り駅からの距離によって 経年による賃料への下げ圧力が異なっている可能性が高いです。
本日はここまで!!次回経年劣化による賃料下落を軽減する管理・運用の鍵について
お話したいと思います。