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2014年3月4日【不動産投資情報◆賃料下落についての考察その4◆】
◆賃料下落についての考察その4◆
みなさんこんにちは!!
前回に引き続き、賃料下落についての考察
(三井住友トラスト基礎研究所投資調査 研究員 菅田氏レポート)
から今回は、経年劣化による賃料下落を軽減する管理・運用の鍵について
詳しくお話したい思います。
経年劣化による賃料下落を軽減する
管理・運用の鍵は「既存顧客」です!!
経年劣化の分析を通じて、住宅賃料は新規供給動向の影響を受けやすいことが分かりました。
震災等の影響により足元の建築費が上昇していることに加え、消費税の増税によって建築コストの
上昇が見込まれることを勘案すると、東京23区における賃貸マンションの新規供給は、引き続き
低水準で推移する可能性が高くなっています。
そのため、マクロ的には現在の築浅物件は競争力を維持しやすいと考えられます。
運用・管理している物件の築年数のフェーズに応じて、新規供給動向をにらみながら
賃料下落を最小化するプロパティマネジメントが重要となります。
また、経年劣化の影響を問わず、入居者の入れ替え時に賃料が下落するリスクは大きくなります。
築浅の時期であれば、新規の入居者を見つけやすいと考える人も多いですが、
築浅の時期は賃料に大きな下落圧力がかかっている時期であるため、
特に築3~10年の物件を運用・管理する際には、既存入居者が長期入居できるような対策を講じることが
重要となります。ダウンタイムが発生しないようにすることは、経年による賃料下落を軽減する
という点にもつながります。既存入居者を大切にする管理・運用が求められています。
本日はここまで!!