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2014年3月8日【不動産投資情報◆消費税増税後の不動産価格 その2◆】
◆消費税増税後の不動産価格についてその2◆
みなさんこんにちは!!前回に引き続き
消費税増税後の不動産価格についてお話したいと思います。
こうしてみると、どうでしょうか。
もともと不動産はバブル崩壊の影響を大きく受けていた時期であったのが分かります。
そしてこの1997年は世相を表す漢字に『倒』が選ばれ、山一證券の倒産などバブルの余波がまだまだ続いていると国民が財布の紐を締め直した年でした。
出口の見えない景気低迷に金融機関の貸し渋り、高金利(当時の住宅ローンは3%程度)、そこに増税となるわけですから、高額なローンを組んで不動産を購入するという気持ちが起こらないのも納得です。
表のように、まだ余力のある層が増税前に購入を図り一時の回復を見ますが、その後に続く層がいなかった為、価格の下落が顕著にみられました。
対して、今回はどうでしょうか?
一昨年のアベノミクスに始り、日銀の金融緩和による潤沢な資金提供が行われオリンピック等の未来への期待、金利も最低水準(住宅ローン金利は0.8%程度)となれば不動産購入に非常に良い時期のように思えませんか。
また、政府も増税後の不公平感を緩和するために様々な優遇税制(住宅取得控除額の拡大等)を用意して購入価格に税差額が大きくならないように配慮をしてあります。
そのため、増税による影響は実利、心理面ともに少ないといっていいと思います。
では、不動産価格は下がらないのでしょうか?
いいえ、不動産価格は『下がり』ます。
そのカラクリについては次回ご紹介いたします。