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不動産投資セミナーの和不動産による日々の活動・イベント開催レポと
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2014年8月21日【知って得する建物の豆知識】
こんにちは!
いつも皆様には大変お世話になっております。
不動産投資セミナーでおなじみの和不動産でございます。
本日は住宅新報より「知って得する建物の豆知識!」をご紹介したいと思います。
*構造強度への影響に差
窓の形状には縦長と横長があります。
単に形状の違いだけではなく、木構造の場合などは、
縦長窓と横長窓で構造的な意味合いが異なります。
同じ面積の縦長窓と横長窓を比較したとき、面積が小さければ構造的な違いは大きくありませんが
一坪衣装の面積を持つ場合、横長窓は間柱や管柱(くだばしら=通し柱以外の柱)、
筋交わいを横断的に切り欠くため、開口部のある壁面の構造強度を低下させる恐れがあります。
採光効率の面からみると、横長窓は上部か下部に影のゾーンが発生するため、
インテリア側から見たときにコントラストの強い採光といえます。
例えば横長窓が天井付近に設けられた場合、光は部屋の奥まで届きますが、
窓直下には濃い影のゾーンが発生します。
一方で縦長窓は、部屋の奥から窓の根元までスリット状の採光が得られます。
縦長窓を何本か設置すれば光の回折効果もあって、部屋の明るさが均斉化できます。
さらに室内の汚染された空気は部屋の上部に滞留することから
縦長窓なら容易に排出可能ですが、横長窓は上部ゾーンに設置した場合しか効果がありません。
*窓の種類と呼び名
窓は取り付け位置によってそれぞれ呼び名があります。
掃き出し窓…一般的なテラス窓
腰窓…家具などが窓下に置けるような、床面窓下までの高さが90㎝以上ある窓
肘掛け窓…腰窓と同じく高さが45㎝の窓
地窓…床面すれすれに取り付けた横長窓
高窓…天井すれすれに取り付けた横長窓
排煙窓…高窓と同じ形状で内倒し窓を取り付けた窓
などなど。ほかにも細かい種類はたくさんあります。
用途に合った窓を設置するためには、まずはその窓の効果と機能をきちんと
理解しておくことが大切です。
*部屋の表情を変える窓
窓で大切なことは、通風や採光などの機能的なことだけではありません。
窓には「視線を遊ばせる」という重要な目的もあります。
部屋からエクステリアを楽しんだり、借景として景色を切り取ってインテリアとすることです。
もし新築マンションを購入するとき、あるいは中古マンションをリノベーションするとき、
内装を考えるにあたって今回の窓のお話もぜひ参考にしてみてください。
窓一つにとってもお部屋の印象はがらりと変わったものになります。
自分がターゲットとする入居者はいったいどんな窓にすれば部屋の雰囲気を
気に入ってくれるか、今回のコラムがそういった悩み解決のお手伝いになればと思います。
ではまた次回のコラムでお会いしましょう!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
いつも皆様には大変お世話になっております。
不動産投資セミナーでおなじみの和不動産でございます。
本日は住宅新報より「知って得する建物の豆知識!」をご紹介したいと思います。
*構造強度への影響に差
窓の形状には縦長と横長があります。
単に形状の違いだけではなく、木構造の場合などは、
縦長窓と横長窓で構造的な意味合いが異なります。
同じ面積の縦長窓と横長窓を比較したとき、面積が小さければ構造的な違いは大きくありませんが
一坪衣装の面積を持つ場合、横長窓は間柱や管柱(くだばしら=通し柱以外の柱)、
筋交わいを横断的に切り欠くため、開口部のある壁面の構造強度を低下させる恐れがあります。
採光効率の面からみると、横長窓は上部か下部に影のゾーンが発生するため、
インテリア側から見たときにコントラストの強い採光といえます。
例えば横長窓が天井付近に設けられた場合、光は部屋の奥まで届きますが、
窓直下には濃い影のゾーンが発生します。
一方で縦長窓は、部屋の奥から窓の根元までスリット状の採光が得られます。
縦長窓を何本か設置すれば光の回折効果もあって、部屋の明るさが均斉化できます。
さらに室内の汚染された空気は部屋の上部に滞留することから
縦長窓なら容易に排出可能ですが、横長窓は上部ゾーンに設置した場合しか効果がありません。
*窓の種類と呼び名
窓は取り付け位置によってそれぞれ呼び名があります。
掃き出し窓…一般的なテラス窓
腰窓…家具などが窓下に置けるような、床面窓下までの高さが90㎝以上ある窓
肘掛け窓…腰窓と同じく高さが45㎝の窓
地窓…床面すれすれに取り付けた横長窓
高窓…天井すれすれに取り付けた横長窓
排煙窓…高窓と同じ形状で内倒し窓を取り付けた窓
などなど。ほかにも細かい種類はたくさんあります。
用途に合った窓を設置するためには、まずはその窓の効果と機能をきちんと
理解しておくことが大切です。
*部屋の表情を変える窓
窓で大切なことは、通風や採光などの機能的なことだけではありません。
窓には「視線を遊ばせる」という重要な目的もあります。
部屋からエクステリアを楽しんだり、借景として景色を切り取ってインテリアとすることです。
もし新築マンションを購入するとき、あるいは中古マンションをリノベーションするとき、
内装を考えるにあたって今回の窓のお話もぜひ参考にしてみてください。
窓一つにとってもお部屋の印象はがらりと変わったものになります。
自分がターゲットとする入居者はいったいどんな窓にすれば部屋の雰囲気を
気に入ってくれるか、今回のコラムがそういった悩み解決のお手伝いになればと思います。
ではまた次回のコラムでお会いしましょう!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。