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2014年9月5日【変わりゆく副都心①都市的地域への転換】
こんにちは!
いつも皆様には大変お世話になっております。
不動産投資セミナーでおなじみの和不動産でございます。
本日は日経ムックより
「変わりゆく副都心―交通結節点から“都市的地域”に転換―」という記事をご紹介したいと思います。
*多様な機能を持つ「都市的地域」が生まれる
渋谷、新宿、池袋。
毎日とても多くの人々が行き交うこの3つの副都心地区は、
これまで郊外と都心を結ぶ交通の結節点として発展してきました。
これら3地区での鉄道の乗客数は1日平均で数百万人にも及ぶため、
その秘めたるポテンシャルの大きさには様々な分野から期待がかかっているようです。
近年では、そのポテンシャルを見込んだ駅周辺の大規模な開発計画が
すでに相次いで企画されており、今ある街並みが大きく変わろうとしています。
例えば、これまで商業施設やオフィスが都市機能の中心だったターミナル駅周辺に、
住宅や文化機能の建設が計画されているようです。
これから渋谷、新宿、池袋は、交通結節点だけの機能を持った地区ではなく、
「都市的地域」として今後発展していくことが見込まれます。
*渋谷エリア:駅と都市を結ぶ多層空間
渋谷駅周辺では、東急百貨店東横店の建て替えや銀座線渋谷駅の移設などで
戦後に建設された建物が次第に姿を消し大きく変貌を遂げるようです。
東横線の地上ホームや、東急百貨店東横店など渋谷駅周辺の建物の多くが解体され、
跡地には東棟、中央棟、西棟の3棟からなる延床面積約27万㎡の駅ビルが建設されるそう。
さらに道玄坂街区では、東急プラザ渋谷を含む一体開発でハイエンドのオフィスを建設します。
加えて桜丘街区では、細かく分断されている土地を集約し住宅やオフィスを開発するなど、
これまでバラバラに細分化されていた建物を集約化する大規模な開発が
相次いで計画されているようです。
渋谷駅は地形的に谷底にあり、駅の四方を道路に囲まれています。
そのため駅と周辺地区との分断が問題となっています。
つまり今後渋谷が発展していくためには、
駅から街への連続性のある歩行者ネットワークの構築がカギとなると予想されています。
一連の開発によって、各施設は地上2~4階レベルのデッキで結ばれる計画であり、
線路や道路でバラバラになっていた都市を有機的に結び付けることで
歩行者の回遊性の確保が期待されているようです。
またそれだけではなく、各デッキにエレベーターやエスカレーターのような
縦の移動手段も各所に配置することで、
駅と周辺街区を縦横無尽に結ぶ多層空間を創出しようとしています。
現在でも駅から渋谷ヒカリエまでを空中歩道で繋ぐなど、
駅から街への行き来のしやすさを図るような工夫が施されていますね。
ただの乗換駅としてではなく、人々の生活の場としての利便性を目指すこの開発が
今後不動産市況にもどう関係してくるか私たちも注目して行きたいと思います!
次回は渋谷に続き新宿、池袋エリアの開発についてお話したいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ではまた次のコラムでお会いしましょう!
2014/9/5
いつも皆様には大変お世話になっております。
不動産投資セミナーでおなじみの和不動産でございます。
本日は日経ムックより
「変わりゆく副都心―交通結節点から“都市的地域”に転換―」という記事をご紹介したいと思います。
*多様な機能を持つ「都市的地域」が生まれる
渋谷、新宿、池袋。
毎日とても多くの人々が行き交うこの3つの副都心地区は、
これまで郊外と都心を結ぶ交通の結節点として発展してきました。
これら3地区での鉄道の乗客数は1日平均で数百万人にも及ぶため、
その秘めたるポテンシャルの大きさには様々な分野から期待がかかっているようです。
近年では、そのポテンシャルを見込んだ駅周辺の大規模な開発計画が
すでに相次いで企画されており、今ある街並みが大きく変わろうとしています。
例えば、これまで商業施設やオフィスが都市機能の中心だったターミナル駅周辺に、
住宅や文化機能の建設が計画されているようです。
これから渋谷、新宿、池袋は、交通結節点だけの機能を持った地区ではなく、
「都市的地域」として今後発展していくことが見込まれます。
*渋谷エリア:駅と都市を結ぶ多層空間
渋谷駅周辺では、東急百貨店東横店の建て替えや銀座線渋谷駅の移設などで
戦後に建設された建物が次第に姿を消し大きく変貌を遂げるようです。
東横線の地上ホームや、東急百貨店東横店など渋谷駅周辺の建物の多くが解体され、
跡地には東棟、中央棟、西棟の3棟からなる延床面積約27万㎡の駅ビルが建設されるそう。
さらに道玄坂街区では、東急プラザ渋谷を含む一体開発でハイエンドのオフィスを建設します。
加えて桜丘街区では、細かく分断されている土地を集約し住宅やオフィスを開発するなど、
これまでバラバラに細分化されていた建物を集約化する大規模な開発が
相次いで計画されているようです。
渋谷駅は地形的に谷底にあり、駅の四方を道路に囲まれています。
そのため駅と周辺地区との分断が問題となっています。
つまり今後渋谷が発展していくためには、
駅から街への連続性のある歩行者ネットワークの構築がカギとなると予想されています。
一連の開発によって、各施設は地上2~4階レベルのデッキで結ばれる計画であり、
線路や道路でバラバラになっていた都市を有機的に結び付けることで
歩行者の回遊性の確保が期待されているようです。
またそれだけではなく、各デッキにエレベーターやエスカレーターのような
縦の移動手段も各所に配置することで、
駅と周辺街区を縦横無尽に結ぶ多層空間を創出しようとしています。
現在でも駅から渋谷ヒカリエまでを空中歩道で繋ぐなど、
駅から街への行き来のしやすさを図るような工夫が施されていますね。
ただの乗換駅としてではなく、人々の生活の場としての利便性を目指すこの開発が
今後不動産市況にもどう関係してくるか私たちも注目して行きたいと思います!
次回は渋谷に続き新宿、池袋エリアの開発についてお話したいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ではまた次のコラムでお会いしましょう!
2014/9/5