変わりゆく副都心③都市的地域への転換 2014年9月9日(和不動産スタッフブログ) 不動産投資のことならアフターフォローも充実の【和不動産】へ

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2014年9月9日【変わりゆく副都心③都市的地域への転換】

こんにちは!

いつも皆様には大変お世話になっております。

不動産投資セミナーでおなじみの和不動産でございます。

本日はこのコラムテーマ最終回、日経ムックより

変わりゆく副都心―交通結節点から“都市的地域”に転換―」という記事の続きをご紹介したいと思います。

今回は池袋エリアについてのご説明です。

 

 

*池袋エリア:駅周辺施設を軸とした文化発信拠点に

東京都北西部や埼玉と都心を結ぶターミナル駅として発展してきた池袋副都心は、

豊島区庁舎や造幣局東京支局に移転を機に大規模な開発が進んでいます。

 

現在ある豊島区庁舎の周辺には、老朽化した比較的小規模の建物が

街区の多くを占めてきましたが、庁舎の移転にともない地元商店街を主体として

跡地の開発や周辺建物の建て替えが計画されているようです。

 

2015年5月7日にオープンする予定の南池袋2丁目に建設されている新庁舎は、

庁舎機能としてだけではなく、事務所や住宅などを含む49階建ての複合開発となる予定です。

区庁舎と同じく移転する造幣局の跡地には、

約1.6~2.0haの防災公園や文化・交流機能が整備される計画です。

 

そしてなんといっても次世代型路面電車(LRT)です。

これらの点在する施設や鉄道駅の回遊を支援するため、

池袋東側から庁舎跡地、造幣局跡地などを結ぶLRTを整備しようという声が上がっています。

このLRTの整備によって何が起こるかというと、

駅東側のグリーン大通りから自動車を排し歩行者とLRTの専用道とすることで

オープンカフェなど歩行者回遊空間を作り出そうと意図されているようです。

img

渋谷、新宿エリアと同じように、池袋エリアでも

駅前広場の拡充や駅の東西を結ぶデッキの整備など、

駅と街全体を結びつける整備も行う予定だそう。

駅周辺の文化施設を軸として、街全体が回遊性の高い文化発信拠点として発展すること

今後とても期待されています!


 

 

これまで“交通結節点”として発展してきた渋谷新宿池袋

その姿が今、大規模な開発計画によって“人々の生活の場”へと変貌を遂げようとして来ています。

そしてこれはまだ遠い計画という話ではなく、工事はもうすでに始まっているのです。

毎日を過ごしている駅での都市開発、というのはどこか実感の湧かないものになりがちですが

そういった現実をいち早く認識し今後の人の流れを予想する、というのは

不動産への投資をするにあたってより成功を確実にするものとなります。

今回の記事が皆様の今後の戦略を立てるにあたってのお手伝いになれば幸いです。

 

ではまた次回のコラムでお会いしましょう!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

2014/9/9

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