スタッフブログ(2018/07/25)
不動産投資セミナーの和不動産による日々の活動・イベント開催レポと
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2018/07/25 東京一極集中 世界と戦う都市の課題
和不動産スタッフブログ読者の皆様、こんにちは!和不動産、ブログ担当です。
7月に入ってからは本当に猛暑続きで、日本中が記録的な暑さでヘトヘトになっていますね。調べてみると、直近で今年のように「記録的な暑さ」という言葉が躍ったのは2004年の夏だったようです。 「記録的な暑さで豚が夏バテしてしまい、豚肉の価格が高騰した」「エアコンが前年比2桁増産」「短距離でもタクシー利用が増加」「スイカの価格が高騰」などの影響があったようですが、今年も何か新たな記録が生まれるかもしれませんね。
それに比べると不動産投資は自分たちでリスクコントロールできない自然や天候による影響が少ない安定的な投資ですので、このような暑い夏にも安心してほったらかせることは大きなメリットではないでしょうか?
さて、今回のスタッフブログは
◆不動産投資トピックス「東京一極集中 世界と戦う都市の課題」
◆和不動産トピックス「ダイヤモンドZAiに弊社記事広告が掲載されました!」
といった内容でお届けいたします!
皆さま大変お忙しいかと存じますが、どうか最後までお付き合いくださいませ。
【東京一極集中 世界と戦う都市の課題】
今回の不動産投資トピックスは東京の一極集中が抱えている問題点について7月9日の日経新聞に記事がありましたのでご紹介していきたいと思います。
全人口に占める東京の人口比率は、景気が良くなると高まる傾向があります。
高度成長期には1973年のオイルショック直前に11%まで上昇した東京の人口比率でしたが、バブル崩壊後には9.4%まで低下しました。そして景気が回復しつつある近年、再び10.8%まで上昇してきています。
これは、景気が良くなると東京の企業が業容拡大のため人を集めようとすることから起こります。
東京都・神奈川・千葉・埼玉を含めた東京圏で見てみると、2000年代を通じて毎年10万人前後の転入超過状態が続いています。金融自由化やグローバル化なども東京の仕事の見つけやすさに拍車をかける要素になっています。2008年以降、日本中で人口が減少する中、東京圏への人口集中はより顕著になっていると断言できるでしょう。
東京一極集中の歴史には、国の政策も大きく影響しています。
2001年に発足した小泉政権は首都である東京の国際競争力を高めることを狙い、東京の都市再生事業に力を入れました。
そこから都心の高層ビルや湾岸部のタワーマンションが次々に建設され、企業の東京圏への転入が転出を上回るようになり、人が東京に集まる土台ができました。最近では特に都心4区(千代田・中央・港・江東)の人口増加が目立ちます。
人が集まることで、①保育所や②学校、③高齢者施設の不足などが問題となっています。
①保育所不足・・・自治体や企業も保育所をつくってはいますが、保育所が増えることで更に子どもを預けて働きたいという潜在需要が顕在化するというイタチごっこのような状態となっています。
②小学校不足・・・江東区では1つの小学校をつくるのに約150億円かかるといわれており、土地の確保も容易ではありません。また小学校の計画から完成までに4~5年を要するのに対し、タワーマンションは3年ほどで完成するため、ズレが生じます。
③高齢者施設・・・民間有識者でつくる日本創成会議によると、現時点では都区部の高齢者施設の不足は多摩地区や周辺3県の施設で補われていますが、2025年にはそれも難しくなり、施設に入れない高齢者が急増する恐れがあると見られています。施設をつくるのも介護人材を集めるのも困難を極めます。人口が増えれば増えたで発生する問題もあります 。
東京都としては居住者が増えれば税収も増えるため直接的な規制には慎重になっており、東京都の適正人口などの具体的な数値目標は検討していません。23区も人口が増えるのは歓迎ですが、様々なインフラの整備が切実な問題になります。
中央区は中小マンションを抑制するため住宅建設に対する容積率の緩和を一部廃止し、銀座や日本橋などの都心部でも大型再開発区域以外は100戸程度のマンションが建設しにくくなります。
江東区では学校不足に対応するため、マンション建設の際にファミリー向け(40~90㎡程度)の戸数を全戸数の8割未満にする制度が10月から始まります。
政府は2060年時点で人口1億人の維持を目的として地方創生を打ち出し、出生率の高い地方の人口を増やそうとしています。前述したように東京圏で毎年10万人前後の転入超過となっている状況を2020年までに解消する目標を掲げていますが、達成は絶望的です。23区内の大学定員を抑制するなど直接的な手段も打ち出していますが、大学の競争力を弱める などの批判も出ています。
人口が都市に集中するのは世界的な潮流で、経済成長を続ける東アジアでは都市に住む人がなんと半数を超えている状況です。東京は世界中の都市とグローバルに戦う企業や人材を取り合っているため、都市の競争力向上のためには一定規模の人口が欠かせません。東京一極集中は一概に悪いこととは言えないのです。
一方、東京一極集中により郊外や地方で空き家や所有者不明土地が増えていくという問題もありますが、人の住まなくなった地域を国土としてどう守るかは人口問題とは別の視点で考える必要があるかもしれません。福岡や札幌などの地方都市を成長させて人口流出の防波堤にするのも一つの手と言えるでしょう。
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暑い×∞夏ということで、東京の夜はそこかしこでビアガーデンが盛況です。
最近は商業ビルの屋上などでバーベキューやビアガーデンが楽しめるなど、都会にいながらにして開放的な雰囲気が楽しめるイベントが増えていますね!仕事帰りに手ぶらで気軽に行けるというところもポイントです。
そしてなんと、新宿のルミネエストでは15トンの白い砂を敷き詰めた「屋上ビーチ」が開催されているそうです! 東京にいながらにしてビーチ気分まで味わえてしまうとはすごいですね!
ドラえもんの「どこでもドア」は無くても、なんでも体験できてしまうのが「東京」という街の素晴らしさです。
不動産投資をお考えの方は、選ぶべき立地は東京一択です。その中でもどのようなエリアに絞ればよいのか?というところからお考えいただくのが最短コースかと思います。弊社自慢のエリアセミナーは満員御礼をいただくこともしばしばですので、お申し込みはお早めに!
それでは、最期までお付き合いいただきありがとうございました。
また次回のスタッフブログでお会いしましょう!
さよなら。さよなら。