スタッフブログ(2018/12/26)
不動産投資セミナーの和不動産による日々の活動・イベント開催レポと
中古ワンルームマンション経営のお役立ち情報をお届けします!
2018/12/26 観光の魅力は満点!それでも人が逃げる街「横須賀」
和不動産スタッフブログ読者の皆様、こんにちは!和不動産、ブログ担当です。
2018年も、1年間スタッフブログをお読みいただき、誠にありがとうございました!
今年は不動産投資にとっては、かぼちゃの馬車やスルガ銀行問題、レオパレス、TATERUの不正と、かつてない程の暗い話題が席巻してしまいましたが、年も明けることですので、来年は不動産投資でも明るい話題で埋め尽くされるようになることを祈っています。
ところで、皆様は年末年始どのようにお過ごしですか?長い方は12月22日~1月6日まで16連休も!なんて人もいらっしゃるようです。今年の年末年始は大寒波が襲ってくるようで、日本海側は大雪、太平洋側は寒さが厳しくなるようです。スノースポーツ、温泉、海外旅行、実家、初詣、寝正月といろいろありますが、まずは健康に気を付けて2019年を迎えてくださいませ。
また来年も、和不動産をよろしくお願い致します。
さて、今回のスタッフブログは、以下の内容でお届け致します!
◆不動産投資トピックス「観光の魅力は満点!それでも人が逃げる街「横須賀」」
◆和不動産トピックス「和セミナーでは季節のプレゼントでお祝い!」
ぜひ、最後までご覧くださいませ!
【観光の魅力は満点!それでも人が逃げる街「横須賀」】
今週の不動産投資トピックスは、東洋経済に掲載されていた横須賀に関する記事を基にご紹介してまいります。
軍港の街、横須賀とはどのような街か?
神奈川県三浦半島の東側の付け根から、半島中央部にかけて広がるのが横須賀市です。
面積は約100平方キロメートル、人口は約40万人です。神奈川県では横浜、川崎、相模原、藤沢に続いて5番目に人口が多い中核市という位置付けです。市の東側は東京湾に面しています。
軍港として栄えてきた横須賀港があり、米軍施設が軒を連ね、独特の雰囲気があります。中心部にあるのが京浜急行の横須賀中央駅で、その付近に市役所などの行政施設や商業施設が揃っています。
JR横須賀駅周辺は住宅ばかりで繁華街はなく、JR横須賀駅が市の中心と思って駅に降り立つと戸惑うことになります。横須賀中央駅のある若松町や大滝町から南東に下ると、リゾート感覚あふれる馬堀海岸の住宅地が広がり、馬堀海岸を過ぎると観音岬です。ここには観音崎灯台があり、狭い東京湾を航行する船の目印となっています。湾の入り口で海流が強いことから、この海域でとれるアジやサバはブランド品として珍重されています。
観音崎から南下すれば、浦賀や久里浜という幕末から明治にかけてたびたび歴史に登場する地名が続きます。当時からこの街は国防の拠点でした。久里浜の先になると、金田湾を東に見ながら三浦海岸までビーチリゾートが続きます。
相模湾沿いには荒崎や佐島などの磯が続き、小田和湾付近には自衛隊駐屯地があります。
観光スポットが豊富で魅力溢れる街、横須賀
軍の施設ばかりが目につく横須賀市ですが、この街には色々な顔があります。
野比の近辺に建設された横須賀リサーチパークや湘南国際村には、科学技術で先端の研究施設が揃っています。また、日露戦争で戦った戦艦三笠が飾られた三笠公園やバラで有名なヴェルニー公園もあります。
独特の雰囲気でファンが多い無人島の猿島、ミリタリーショップや米兵が集うバーなどが並ぶどぶ板通り商店街など、魅力が詰まった街と言えるでしょう。
横須賀が抱える2つの大きな問題点
こんな魅力満載の街は今、大きな問題を抱えています。それが「人口減少」と「高齢化」です。
1992年に約43万5000人だった人口は、2013年に人口減少数が全国トップという不名誉な記録を樹立し、現在では約40万人まで減少しています。80年代からすでに社会減(転入数-転出数)が始まり、現在では自然減(出生数-死亡数)が増え、昨年は年間2244人もの自然減を記録しました。
高齢化率は既に総人口の30.5%に上り、2013年の空き家率は14.7%と全国平均(13.5%)と大きくは変わりませんが、今後、多死・大量相続時代を迎えると空き家の増加は避けられません。
横須賀の決定的な2つの弱点
横須賀の弱点は、海岸の埋め立て地を除いた住宅地が丘陵地で急な坂道が多いことと、首都圏へのアクセスも京急線で1時間以上かかる限界立地であることです。
この条件では、すでに市街に転出した若い世代が相続で家を継いだとしても、この地に戻ることは難しいでしょう。特に交通網がネックで、鉄道は京急が南北にしか走っておらず、JRは逗子・鎌倉方面へ蛇行するため、都心までの通勤時間が京急よりもさらにかかります。
半島で山がちなために、バスなどの交通機関も渋滞であまり機能しないことも街の発展を妨げています。都心居住が進む今、街の機能の再構築が求められています。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
以上、横須賀に関する記事をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
横須賀という街は有名な廃墟があったり、米軍基地があるため異国情緒と日本の文化が融合した独特の雰囲気があったりと、魅力が高い街です。
その一方で、住環境としては横浜や東京のベッドタウンとしても敬遠されてしまうような土地になってしまいました。同じ神奈川でも、横浜はSUUMOの「住みたい街ランキング2018」で第1位を獲得するほど人気が高い街です。職住接近志向の影響ももちろんあるでしょうが、ベビーカーや自転車をフル活用する子育て世代には坂道の多さは厳しい地形であることは間違いありません。
働き盛り世代が最も重視するのは利便性
働き盛りの世代は、共働き世代、子育て世代でもあるため、交通の便が何よりも重視されます。横須賀のように魅力が多い街は、住むというよりも観光地として生き残りをかけていくのでしょう。さて、2019年の賃貸ニーズや選ばれる地域はどのような傾向になっていくのでしょうか。1月6日(日)に開催するセミナーでは、エリアや賃貸ニーズの最新トレンドをお届けしていますので、ぜひ下記リンクよりセミナーページをチェックしてみてくださいね!
【和セミナーでは季節のプレゼントでお祝い!】
皆様、クリスマスはどのようにお過ごしですか?
お祭り事が大好きな弊社では、12/21~24のクリスマス期間に開催したセミナーにて、ご参加の方皆様にクリスマスプレゼントをお渡し致しました!中には「プレゼント目当てで来ちゃいました(笑)」なんて方もいらっしゃいましたが、セミナーも学べて良かったとのお声もいただき、嬉しい限りです!
冬は何かと季節のイベント事が多い時期ですが、今後のセミナーでもこのようなサプライズプレゼントをご用意致しておりますので、気になる方はぜひセミナー情報をチェックしてみてくださいね!
ちなみに、ゲーム会セミナーでは毎回、最終結果でトップを獲得した方にも豪華?!景品をお渡ししておりますので、ご友人もお誘いあわせのうえ奮ってご参加くださいませ!
2018年住みたい街ランキング
不動産投資TOPIXでも少しご紹介しましたが、SUUMOが2018年の「住みたい街ランキング」を発表しました。
その結果は表の通りですが、住みたい街を選んだ理由として「交通のアクセスの良さ」「なんでも揃う買い物の便利さ」などが多く挙げられていたそうです。
住みたい沿線ランキングでは、山手線が全体の53.1%を獲得して堂々の1位となり、2位の東急東横線、3位の京浜東北線を大きく引き離して電車界の王者の威厳を守りました。
関西版のランキングも、上位を獲得する駅の人気の理由は「交通の便の良さ」断トツだったようです。職住接近傾向は、東京都心だけでなく日本中で起こっている現象と言えますね!
利便性を考える基準
上場企業の本社が一番多い区は千代田区です。ということは、千代田区の会社に通勤しやすいエリアを選べば空室のリスクはなくなるということです。
そんなこともセミナーや個別相談でお話していますので、ぜひご参加くださいませ!
まとめ
さて、2018年があと6日で終わろうとしています。2019年、皆様はどのような1年にしたいですか?
弊社のオーナー様の声でも毎回ありますが、見ているだけでも勉強しているだけでも人生100年時代はのり切れません!ぜひ、楽しく豊かな老後を送るためにも、2019年のスタートから不動産投資を始めてみてはいかがでしょうか?
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回のスタッフブログは2019年1月9日(水)となります。皆様良いお年をお迎えください。
また次回のスタッフブログでお会いしましょう!
さよなら。さよなら。