スタッフブログ(2020/02/12)
和不動産スタッフブログでは、投資に関する有益な情報をお届けします!
経済や時代の変化によって変動する不動産市況について知りたい方、
マンション投資をご検討中の方は、ぜひ本スタッフブログをご確認ください。
2020/02/12 格差社会が広がる日本~2004年の長者番付を振り返る~
和不動産スタッフブログ読者の皆さま、こんにちは!和不動産、ブログ担当です。
さて、オリンピック後の交通インフラについて速報がでていたのでご紹介します。
共同通信の報道によりますと、JR東日本が建設予定の羽田空港と東京都心を結ぶ新路線「羽田空港アクセス線」に関し、東京ディズニーリゾートの最寄り舞浜駅(千葉県浦安市)と直結させる方向で検討を始めたと、関係者への取材で分かったそうです。
さらに、羽田空港の新駅と新宿駅方面につなぐ「西山手」ルートは、長野、山梨方面と結ぶ中央線に直通させるという構想も新たに判明したとのことで、東京の再開発はさらに進みそうです。
都心では今年新駅が2つ誕生することでも話題ですが、オリンピック後も東京の街が目まぐるしく変わっていきそうな予感がします!
さて、今回のスタッフブログは、以下の内容でお届け致します!
不動産投資トピックス
「格差社会が広がる日本~2004年の長者番付を振り返る~」
和不動産トピックス
「恒久的に税金を減らしてマンション投資で大きな富を築く方法」
あとがき
ぜひ、最後までご覧くださいませ!
格差社会が広がる日本~2004年の長者番付を振り返る~
●全世帯のわずか2%強で国内個人資産の2割を保有
デフレや賃金の伸び悩みで、日本の貧困層は増え続けているのにもかかわらず、富裕層は拡大しています。格差社会が広がっているという事実は統計上でも明らかになっています。
野村総合研究所の調査報告書によりますと、預貯金、株式、債券、投資信託など、純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の「富裕層」、と純金融資産保有額が5億円以上の「超富裕層」を合わせると126.7万世帯で、内訳は、富裕層が118.3万世帯、超富裕層が8.4万世帯とのことです。
じつはこの数字は富裕層・超富裕層合わせた資産規模は300兆円に上ることになり、全世帯のわずか2%強が国内個人資産の2割を保有する計算になるのです!
出典:野村総合研究所調査より
2008年のリーマンショックで富裕層は一時的に減少しましたが、アベノミクスが本格化した2013年以降、富裕層の世帯数と資産規模は増加の一途をたどり、日本の格差社会は広がっています。
というのもアベノミクスは、富裕層がよりリッチになるための施策が多かったため、金融資産に投資する財力を元々持ち得た富裕層がさらに富を増やし、株や不動産などによって一代で財を成した「成り上がリッチ」を生み出して格差社会を広げたのが“アベノミクスの実態”であった、というのを経済学者などが通説としています。
●最後の長者番付発表のトップはサラリーマンだった!?
かつて毎年5月に公表されると、その話題で持ち切りとなった「長者番付」。
これは国税庁が公表していた高額納税者名簿のことです。
しかしながら納税額や氏名のほかに住所も公表されていたことから、個人情報保護などの観点から現在では廃止されています。
最後の公表となった2004年分の全国トップ5は、以下の通りです。
【2004年の長者番付トップ5】
1.投資顧問会社部長 清原 達郎氏
2.元消費者金融会社会長 斎藤 成氏
3.ファーストリテイリング会長 柳井 正氏
4.健康食品販売業 斎藤 一人氏
5.元自動車部品メーカー役員 高田 和彦氏
●トップは推定年収100億円のサラリーマン
40億円近い納税額で、1位になった清原達郎氏は当時投資顧問会社の運用部長、ということで、経営者ではなく、サラリーマンが初めてトップになったことも大きな話題となりました。
今回注目したいのは、4位に入っている斎藤一人氏。「銀座まるかん」という健康食品や化粧品をあつかっている会社の創業者で、お金持ちとしても有名です。長者番付の常連で1993年から2004年の12年連続で長者番付10位以内にランクインしたり、税金を差し引いた残りの年収で日本一になったり、2001年までに138億円の税金を納めるなどと、お金についてはいくつも大きな話を打ち立てています。
平均年収も30億円といわれています。斎藤氏は、その経験を生かし、会社経営を通して様々な成功法則を導き出し、多くの著書を発表したことでも有名です。不動産投資と関係があまりないように見えるかもしれませんが、マンション経営も、不労所得とはいえ、立派なビジネスのひとつです。不動産投資で成功するには、ビジネスで成功した人学ぶという方法もあります。
「成功につながる本質は何か?」は共通しているのです。和不動産では、そんな斎藤一人氏の著書をもとにしたセミナーを開催しています!ぜひお越しくださいませ!
【恒久的に税金を減らしてマンション投資で大きな富を築く方法】
講師:弊社代表・仲宗根和徳
大枠の考え方から細かいテクニックまで網羅的に税制に関する知識が身に付きます!
来週月曜日から昨年度分の確定申告が始まりますが、ご準備は完ぺきですか?
今年初めて不動産を購入された方など、やはり
『どのくらいまで経費として落としていいのか?』
『リスクはあるのではないか?』など、
“節税”といっても、疑問はたくさんあると思います。
来年の申告分からは給与所得控除が変更になるし…など、どうしても税法と聞くと複雑に聞こえますよね。
ですが、まずは国が何を考えていてどうしたいのかを理解することができれば、実はシンプルだったという事に気付き、疑問は限りなく少なくなります。
税金に対する考え方の基礎から、それを利用してキャッシュフローを加速させる方法までご紹介いたします。
以上、今回のスタッフブログはいかがだったでしょうか。
不動産投資トピックスでは、“富裕層”と日本の格差社会のお話をしました。
そのお金の教育が脈々と続くことにより、「富める者はますます富み、貧しい者はますます貧しくなる」ということがおきているのではないでしょうか。
野村総合研究所の調査では他にも、親が富裕層以上だとその子どもは、「金融リテラシーや金融情報感度が高い」という結果がでていました。じつは、富裕層が、子育てにおいて重視していることの一つとして、お金の価値を教えるだけではなく、子どもに幼い頃から「富裕層の思考」を教えることで、安定した経済観念を養わせているということがあるのです。
そのお金の教育が脈々と続くことにより、富める者はますます富み、貧しい者はますます貧しくなり、格差社会が広がっているのではないでしょうか。
年収500万円のサラリーパーソンが日本の格差社会を生き抜くためにまずすべきことは、お金のリテラシーをあげることや、お金の心構えを整えることです。
まずは行動することが大切ですよ!
それでは、また次回のスタッフブログでお会いしましょう!さよなら、さよなら。