スタッフブログ(2021/02/24)
不動産投資セミナーの和不動産による日々の活動・イベント開催レポと
中古ワンルームマンション経営のお役立ち情報をお届けします!
2021/02/24 不動産の価値はインフラで決まる!?
皆さん、こんにちは!和不動産スタッフブログ担当です。
2月23日(火・祝)は、代表 仲宗根のNEWセミナー、「失敗しないマンション投資とは?」を、オンライン開催いたしました!たくさんのご参加、ありがとうございました!
投資用マンションを購入するとき、皆さんは何を重視しますか?利回りの高さや、キャッシュフローを重視する方は多いと思いますが、実はそれ、「マンション投資の落とし穴」かもしれません…。
このセミナーでは、マンション投資で失敗しないためのポイントを、①物件編 ②ローン編 ③賃貸管理編 ④会社選び編 の4つに分けて分かりやすく解説いたしました!
本セミナーは3月19日(金)にも開催予定ですので、ご興味のある方はぜひご参加くださいませ♪
本日のトピックスは「不動産の価値はインフラで決まる!?」というテーマでお送りいたします!
■不動産の価値はインフラで決まる!?
不動産の価値が上がる大きな要因は、再開発と新駅の建設です。そして、もう一つのポイントは、生活インフラです。今後は、地域により生活インフラの充実度で、不動産の価値も変わることが予想されています。それらのポイントを確認していきましょう!
今後も不動産投資で安定した家賃収入を得たいと考えるのであれば、「再開発が進み価値の上がる土地で物件を所有する」ということがポイントになります。ここでいう再開発とは、何も建物の建て替えだけではありません。
世界では、これまでにない速度で、生活利便性が向上しています。日本も世界に負けないために、特別エリアを決定し、再開発を行っています。その代表格が、スマートシティと5G通信。東京都では、世界に後れを取らないように、デジタル化先行5地区を決定しました。まずは、その5つのエリアを確認してみましょう!
◆大丸有地区(大手町、丸の内、有楽町)【SDGs×デジタル発信】
金融機関や商社など4300の事業所が集まり28万人が働く日本を代表するビジネス街は、持続可能な開発目標(SDGs)の先進地区。国際競争力のある街を目指しています。
大丸有地区は、地区のポテンシャルを向上するための取り組みのひとつとして、移動手段の最適化を目指しています。トラックやマイカーが消え、自動化されたバスで快適かつ安全に移動する、そんな街を目指しているのです。移動手段の最適化が実現されれば交通量は減少し、それにより街中にスペースは増加。
それを交流の場やイベント会場としてはもちろん、災害時には救護の拠点として活用できると考えています。
◆豊洲【東京都のスマート東京×国土交通省の先行モデルプロジェクト×民間の大規模再開発】
豊洲は、事業所・商業施設・生鮮市場・病院・住居などが混在する「ミクストユース型」の街。
国と都の先行モデルとしてデータ連携基盤の整備と並行しつつ、就業者や観光客ら来街者と住民向けに防災、食事、観光、健康、移動をはじめ多種多様なニーズを満たす新サービスの開発と他地域への横展開を目指しています。
◆西新宿【5G改革を都庁のお膝元で】
新宿高層ビル街では、センサーやカメラを搭載したタクシー車両が現実空間と高精度3次元地図を確認してルートを選択。
走行状況を高速通信規格5Gで遠隔監視し、非常時に運転に介入できるシステムを試すなど、5Gの強みを生かした交通サービスの高度化の実現に乗り出しています。
昨年から次世代交通の民間実験が相次いで行われており、この取り組みは、「ストレスのない移動がにぎわいに欠かせない」と考えられています。
◆渋谷【仮想世界と現実世界】
KDDIと渋谷未来デザイン、渋谷区観光協会などが設立した「渋谷5Gエンターテイメント」が展開する仮想空間プロジェクトが注目されています。
2020年5月の事業開始から、2020年12月末までに50万人が訪れた仮想空間「バーチャル渋谷」を、今後は実際の経済もできる空間にしたいと考え、リアルとバーチャルが互いに刺激し合いながら発展する街へと向かっています。
◆竹芝【大都市モデルで個性を探る】
竹芝の再開発は、ソフトバンクとソフトバンクグループの本社転入が決まった2019年から大きく加速し、2020年にはソフトバンクが持つDX(デジタルトランスフォーメーション)のノウハウを注入したオフィスビル「東京ポートシティ竹芝」が開業されました。
東急不動産の開発にソフトバンクの技術力が加わり、「スマートシティの大都市モデル」の実現を目指しています。
●都心ではこのような再開発が常に行われている
このように、都心では再開発が常に行われています。このような再開発は、採算が取れる場所で行われるのが常です。
通勤に多く使われている山手線は、今再開発が進んでいる大丸有地区、新宿、渋谷へのアクセス便が良好です。それらのエリアでは、大企業が保有する土地やビルも多く、常に再開発が実施されている状況。常に最先端の技術が提供されれば、当然、不動産価格にも影響してくるでしょう。
また、今後は、竹芝へのソフトバンクグループの本社転入や豊洲の再開発によって、そこへ勤める人が増え、大江戸線のニーズも高まるのではないかと私たちは推測しています。
そのため、今再開発が進むこれらのエリアに5駅程度で通勤できる場所に物件を保有しておけば、将来的な入居者の確保も期待できるのではないでしょうか?
逆に、過疎化がすすんでいるエリアでは、人口密度が低いため、水道や通信・電力・交通インフラなどの維持が困難になりつつあります。そのため、水道料金の高騰や、バス路線の廃線など、年々生活の利便性が悪化する状況が生まれています。都心と過疎地の生活利便性の格差も、今後の不動産価格に大きな影響を与えるでしょう。
ぜひ、投資用物件選びの際には、こういった再開発情報などもリサーチし、将来的にも価値の下がらない物件を選んでいただければ幸いです。
皆様、今回のスタッフブログはいかがでしたか?
今回は、東京の再開発が進むエリアと不動産投資への影響について解説いたしました。
不動産は、その名の通り「動かすことのできない財産」です。
土地の価値が下がったからといって、建物を動かす事はできません。
そのため、物件を購入する地域は、今だけでなく先も見据えて慎重に選ぶことが大切です。
今回ご紹介した再開発地域は、数年後、数十年後に更なる発展を遂げます。それに伴い、通勤利便性の高い都心のワンルームマンションも恩恵を受けるのではないでしょうか。
不動産投資は、長期的な投資です。
再開発と不動産投資の関係については、セミナーや無料個別相談でも詳しくご説明させていただいておりますので、ぜひご参加くださいませ!
それでは、今回のスタッフブログはここまで。次回もぜひご覧ください! さよなら、さよなら。