スタッフブログ(2021/07/14)
不動産投資セミナーの和不動産による日々の活動・イベント開催レポと
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2021/07/14 世界的に家計の金融資産が増加!資産運用で老後に備えを
皆さん、こんにちは!和不動産スタッフブログ担当です。
ようやく緊急事態宣言も明け、いよいよこれから経済も再始動!・・・というところで4度目の宣言発令。
夏のイベントなど残念な点も多いですが、再び気を引き締めて参りましょう。
前回のスタッフブログでご案内した本社開催セミナーに関しても、
感染症蔓延防止の観点から、宣言期間中はオンライン開催セミナーに変更致しました。
オンラインセミナーなら、お忙しい皆様・遠方の皆様も気軽に参加可能です。
セミナーに定評のある和不動産のクオリティはそのままに、お家でゆったり不動産投資の勉強をしませんか?
さらに、セミナーを受講後より投資にご興味を持たれた方には、無料の個別相談も随時受付中です。
不動産投資の専門スタッフに、ぜひ皆様の資産形成についてご相談ください。
本日のトピックスは、「世界的に家計の金融資産が増加!資産運用で老後に備えを」というテーマでお送りいたします!
■日銀発表の資金循環統計では個人金融資産が2000兆円にも!
日本銀行の発表する資金循環統計というものがあります。これは4半期に一度、個人や企業、金融機関などの金融資産、負債の残高や増減を集計しているものです。
同統計のうち、家計の金融資産は2020年末に1933兆円を記録しており、比較可能な2005年以降最高額となりました。
さらに先日6月25日、2021年3月末時点の家計の金融資産残高が発表されました。その結果は1946兆円(+13兆円)。一般的に冬のボーナスもあって12月に年間を通したピークを見せる同統計ですが、今回は前年の12月時点をさらに超える過去最高額更新となったのです。
家計の金融資産増加は日本のみのトレンドなのでしょうか? 実はそうではなく、これは世界的にみられる傾向です。
スイス金融大手クレディ・スイス・グループは6月、2020年末時点での『世界の家計の富』を発表。(『家計の富』の定義=金融資産・不動産などの価値から債務を差し引いた「純資産」)世界合計で4180兆3420億ドルとなり、2019年と比較し約28.7兆ドル増加(+7.4%)して過去最高額を記録したと伝えました。
家計の富を伸ばしたのは北米・欧州・アジア太平洋と、幅広い地域で家計の充実が見られます。
個々の家計の躍進を見てみると、純資産100万ドル超の富裕層は世界全体で約5608万人と、昨年の約5087万人から500万人以上増となりました。コロナショックで経済に暗雲が立ち込めていても、金融緩和や金利低下によって発生した株高や不動産価格上昇を捉えた投資家は、金融資産増を達成しているのです。
●金融資産の半分は現金預金。あなたの貯金をどう運用していきますか?
前項でお伝えした家計の金融資産1946兆円のうち、最も大きな構成比を占めているのが『現金預金』で、その額1056兆円、構成比にして54.3%となりました。
『保険・年金・定型保証株式』が27.4%、『株式』が10.0%といった数値と比較しても、いかに日本で現金預金が重視されているのかが分かります。長い歴史を通して貯金を美徳としてきた日本人らしい結果とも言えますが、皆様は現役世代に貯めたお金の取り崩し方、あるいは運用の仕方を考えていますか?
ここからは、実際に投資で財を成している人がどのくらいの割合でいるのか、そしてどのくらいの期間をかけているのかなどを見てみましょう。
■富裕層にとって投資は欠かせないツール
上の帯グラフは投資信託協会実施の『60歳代以上の投資信託等におけるアンケート調査報告書』からの抜粋です。
投資未経験者も含めたアンケートで金融資産別に投資状況を聞くと、金融資産100~500万円未満の人は約半数がなんらかの投資経験があり、1000万円~2000万円のクラスになると半数以上が現在進行形で投資中と答えました。富裕層と投資は切っても切り離せない関係にあります。
仮に現役時代の労働収入を貯めたとしても、貯金額以上のプラスアルファは見込めないばかりか、取り崩していくのみで先細りしてしまいます。老後の資産に数千万~1億クラスの資金を形成するためには、多くの人が投資をする必要があるということが分かりました。
●3人に1人が30代までに、2人に1人が40代までに投資を開始
さらに投資経験者に絞って投資を始めた年齢を聞いたのがこちらの円グラフです。20代以前と回答した人が9.5%、30代が25.5%、40代が18.7%となりました。実に3人に1人以上が30代までに、2人に1人以上が40代までに投資を開始している計算になります。
投資は一朝一夕ですぐに結果が出る訳ではありません。勉強や小さな失敗の連続を乗り越えて、最終的に大きな目標を達成できます。
ここからは、どのように投資を始めるべきなのか、安全な資産形成のために考えるべきなことを説明していきます。
■リスクを考えると、インカムゲインを意識した投資がおすすめ
一定の貯蓄を元に、いざ投資を始めようとしても、何も勉強せずにリスクが高めの投資を始めて失敗してしまう、というケースが度々見られます。
株式投資で言えば、リーマンショックは世界的な株安をもたらしました。また株価上昇を体験しても「どこまで持ち続けるのか」「売り時をどう設定するのか」など、欲と戦いながらの慎重な運用が続きます。
投資のテクニック解説本は世の中に星の数ほどありますが、リスクの低い、かつ自分にあった投資を模索するようにしましょう。
●インカムゲインを築く
安定的に運用益を得る方法を考えるうえで重要なポイントが「インカムゲイン」です。毎月一定の収入を生み出す資産を長期的に保有して、収入にプラスするという考え方になります。インカムゲインを築く投資方法をいくつか考えてみましょう。
・不動産投資
不動産投資の賃料収入は投資によるインカムゲインの代表的なものではないでしょうか。物件として評価が高く、入居ニーズの高いものであれば、空室リスクを低く抑えて安定的に家賃収入が入ってきます。
和不動産では都心の築浅中古ワンルームマンション投資をお勧めしていますが、利便性の高い都心にこだわることによってサラリーマンを中心に高い入居者ニーズを維持し、結果的にオーナー様の安定な運用益に繋がっております。リーマンショックにおいてもワンルームマンションへの需要に大きな影響はなく、株式のように当たれば大きいという派手さはないものの、堅実な投資対象としてお客様に選ばれています。
・配当
株式投資においても、配当の推移などに基づいて企業を選ぶことでインカムゲインを得る投資手法があります。一般的に高配当の株式は相対的に安定的な値動きをするので、株価の面でも比較的安定的な収益を得ることができます。
ただし、配当によるインカムゲイン狙いの株式投資にもデメリット・リスクはあります。配当は出しても業績の伸びない企業に投資してしまい、キャピタルゲインが伸びないために結果的にリターンが少なくなることです。インカムゲイン狙い株式投資の場合であっても、成長が期待できる企業なのかどうかに着目することが重要です。
不動産投資でも株式の配当狙いでも、重要なのは物件/銘柄の力を見極めることです。安定して長期のインカムゲインを得られる選球眼を養いましょう。
●資産の取り崩し方
リタイアまでに投資で築いた資産。その取り崩し方も計画的に進めましょう。ゴールに到達しても、そこで満足して資産を一度に売却するのはおすすめできません。取り崩しながらも運用を続けて資産を守るのが基本です。
例えば3000万円の貯蓄を作ることができた場合は、年4%(約120万円)取り崩して、残った96%の資産を引き続き3~4%の利回りで運用します。年120万円・つまり月額10万円の不労所得があれば、公的年金を14万円と仮定して24万円が老後の収入として毎月手元に入ってきます。
ここ数年、アメリカを起点に大きなムーブメントになっているFIRE(Financial Independence and Retire Earlyの略)も同様の考え方です。数千万~1億の資産を形成し、定率で運用益を上げながら取り崩していく。これによって経済的自立を目指す人が増えています。
●行動を起こしましょう
実際に安定した老後の実現にどのくらいの資金が必要なのかは、家族の人数や年齢構成、健康状態、求める生活水準など、個人個人の状況に応じて大きく変化します。重要なのは、自分が目指すべき投資の大目標を周到に把握しなるべく早く行動を起こすことです。
和不動産は堅実なワンルームマンション投資のご提案、そして充実のアフターフォローで、皆様の老後設計をサポートいたします。週3本程度の豊富なラインナップのセミナー、マンション投資のプロが皆様の疑問にお答えする個別相談など、ご興味がおありの方は、是非下記リンクよりご参加下さいませ。
皆さま、今回のスタッフブログはいかがでしたか?
コロナで消費が落ち込む今、家計の金融資産が過去最高を記録し、若い層も含めて投資への熱が高まっていることが分かりました。行動を起こしチャレンジすることで、豊かな老後に一歩ずつ近づくことが出来るのです。
そのうえで、ワンルームマンション投資は他人資本も活用しながらインカムゲインを確保できる、堅実性の伴った投資です。
今回のスタッフブログで少しでも「始めてみようかな」と思われた方はぜひ当社にお声がけくださいませ。
和不動産が無理のないマネープラン作成の力になります!
それでは、今回のスタッフブログはここまで。次回もぜひご覧ください!さよなら、さよなら。