スタッフブログ(2022/04/20)
和不動産スタッフブログでは、投資に関する有益な情報をお届けします!
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2022/04/20 GRIT(グリット)を考える
皆さんこんにちは!和不動産スタッフブログ担当です。
新年度は何か新しいことを始めたくなる方も多いですよね。
今回のスタッフブログでは、「GRIT(グリット)を考える」についてご紹介いたします。
新たに立てた目的や目標に向かって、粘り強く努力を継続する力=GRIT(グリット)を発揮する、その先に見えるものとは?
和不動産の不動産投資セミナーでは、マンション経営を継続するための「マンション購入後の運用」について詳しく解説しているものもございます。ぜひご参加ください!
■GRITを考える
「成功者の共通点にGRIT(グリット)が見られる」として注目を集めています。GRIT(グリット)は才能や生まれながら備わった能力ではなく、「やり抜く力」。
提唱者は米国ペンシルバニア大学教授のアンジェラ・リー・ダックワースさんという心理学者。有名なTEDカンファレンスでもスピーチをされているため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
TEDで語られる彼女の人生は教師になるところから始まります。学校には優秀な成績を収める子ども、家庭に恵まれて裕福な子ども、真面目で一生懸命な子どもなど様々な生徒がいますが、その逆もしかり。当然学校の成績や習熟度合いにも差が生じる訳ですが、そこである事に気が付きます。
それは、どんな子どもも懸命に勉強すれば出来るということ。生まれ備わったIQなどの知能指数や子どもの家庭環境よりも、本人のやる気の方が結果に結びついたのです。
その時に必要なのは、どのように興味を持たせるのか、どのように動機を持たせるかでした。
生まれ持ったIQや才能が必ずしも大切な訳ではなかったのです。やる気を持って取り組み、それが継続されれば出来るようになるのです。
彼女は教師を辞めて大学院で心理学を学び直す事にしました。
大学院では成功と人物の相関性を調査しました。誰が、どうして成功するのか?大人や子供、あらゆるステージの人を対象に何に挑戦し、どうすれば成功していくのかを観察していきました。
誰が、続けていけるのか、成功するのか。そこに共通点があるのかを調べました。
そこで分かった事は、成功するために必要なのは、才能でも知識でもなく、GRIT(グリット)だったと言う事です。
GRIT(グリット)とはやり抜く力です。
目標に向かって長期間、マラソンのように取り組める力の事を言います。このGRIT(グリット)がある事が成功するための条件だったと分かりました。
GRIT(グリット)を持つと言う事は、明日であるとかすぐ未来の事ではなく、いつかという自分の未来に向かって拘る事なのです。
今日このGRIT(グリット)が何なのかを科学的に説明する事は困難です。沢山の事例の中から大切な事である事はわかったのですが、実際どうすればGRIT(グリット)を持つ事が出来るか等はわかりません。
分かっている事はGRIT(グリット)と才能は異なるものであると言う事です。どんなに才能のある人でも成功をなし得る前に続ける事をやめてしまう事は往々にしてあります。
事実やり抜く力は才能とは関係ありません。
これまでの中で分かった事ですが、子どものやり抜く力を育てるのに一番良いのは「成長思考」というものです。これは、学習する能力は固定しておらず成長させる事が出来ると言うものです。
脳の機能や課題に対する脳の変化、成長について学ぶと、失敗した時に辛抱する事が出来るようになります。失敗は永続的なものではないと信じる事が出来るので諦める事に繋がりません。
ご興味あるかたは是非以下のキーワードで調べてみてくださいね。
TED アンジェラ・リー・ダックワース 「成功のカギは、やり抜く力」
>>GRITの大切さは和不動産の不動産投資セミナーでも解説しています
●GRIT(グリット)を活用する
GRIT(グリット)は下記の頭文字を取ったものになります。
Guts(度胸):困難なことに立ち向かう
Resilience(復元力):失敗しても諦めずに続ける
Initiative(自発性):自分で目標を見据える
Tenacity(執念):最後までやり遂げる
グリットがやり遂げる力である事は説明した通りですが、何でもかんでも我慢して頑張れば良いと言うものではありません。グリットの意味する所はなりたい姿であるとか強固な目的や目標に向かって粘り強く努力を継続していく事です。
勿論、チャレンジする過程では様々な困難に見舞われます。なかなか思い通りにいかない事もあります。
そうした時に精神的に折れない考え方や、失敗から何を見出せば良いのか?
上手くいかない事が成功にも繋がっていると言う事を体系的に理解しておく事が求められます。継続している努力が成功に向っていると信じる事が出来る事で、諦める事無くやり遂げる事が出来るのです。
GRIT(グリット)は盲信ではなく、自分の成長を信じることです。
いかがでしたでしょうか。大切な事は継続する力、実現させる持続力。
正にGRIT(グリット)は不動産投資に必要な力なのではないでしょうか。
今回のスタッフブログはここまで。次回もぜひご覧ください!さよなら、さよなら。