値上げが拡大続く物価高 2022年6月15日(和不動産スタッフブログ) 不動産投資のことならアフターフォローも充実の【和不動産】へ

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スタッフブログ(2022/06/15)

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2022/06/15 値上げが拡大続く物価高

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皆さんこんにちは!株式会社和不動産スタッフブログ担当です。

今回のスタッフブログは 「値上げが拡大続く物価高」 です。


小麦の価格が上昇しておりますが、アメリカ5月の消費者物価指数CPIは前年同月比で8.6%上昇と大変なインフレとなりました。1981年12月以来、40年5カ月ぶりの大幅な上昇率となったようです。

これに関連しバイデン大統領はこの状況が「しばらく続く」とコメント、インフレ打開の目処が立っていない事が記事になりました。

日本では2%程度の消費者物価指数の上昇と、比較すると少なく感じるかも知れませんが、事は大事です。今回は日本の物価高についてお知らせします。


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不動産投資トピックス

■値上げが拡大続く物価高

●年内値上げ1万品目を突破

帝国データバンクから発刊されているTEIKOKUNEWSには今夏だけでなく、秋口以降も値上げが続いて行くと記事が出ていました。年内では1万品目を超える勢いで、上げ幅も平均13%となっており多品目で値上げが見られます。


2022年の食品値上げ

●コストプッシュ型のインフレ

日本のインフレは円安と世界の物価高による原材料の高騰が原因となっています。

需要が伸びる事によるインフレをデマンドプル型と呼びますが、コスト増による物価高の事をコストプッシュ型と言います。

日本の物価高はこのコストプッシュ型であり、インフレーションと言うよりはスタグフレーションという状態になります。

スタグフレーション下にあっては物価高に連動して収入が上がる訳ではないので、これまでの悲願であったインフレ率2%超えを達成したとは言え、あまり喜べる状況ではありません。

年明けからの6か月間企業側が吸収し続けてきた値上げ幅が溢れだしたような感じですね。


●値上げは連鎖する

企業としては値上げをする事で顧客が離れる事が懸念点となります。その為、あまり目立つ形で値上げをしたくありません。しかし、今みたいにあらゆるもので値上げが続くとタイミング的に今なら目立たないと言う戦略が成り立ちます。この事から値上げは連鎖すると言われています。

確かにこの時期の値上げは「まぁガソリンも高いし、電気も危ないって言われているし仕方ないか~」という納得が出やすいですよね。企業にとって恐ろしいのは「え~ユニクロ値上げ?じゃあ、もう買わない」などとブランドイメージに瑕が付く事なのです。

今まで顧客離れを嫌がって値上げを躊躇していた企業が右に倣えで舵を切っている訳ですね。この流れはしばらく続いていきそうです。


●悪い事ばかりではない?

物価高は家計を直撃しており、生活が苦しくなる事が予想されています。

なんだか、暗い事ばかりと不安な気持ちになりますが、インフレには良い兆しもあります。

形はどうあれ物価を上げる事に成功した訳ですから、 今後物価の上がる基調が続けばデフレスパイラルの脱却 となります。賃金があがり、景気も良くなっていくと言う事が起こるかもしれません。輸入製品と国内製品の価格差が無くなってくれば国内製品を買おうかと言う人も増えるかもしれません。

円が安いと言う事は外国人旅行者が日本に集まってきます。日本はもう食べ物が安い国ですから、旅行先としては魅力的です。


さらには輸出製品にも勢いが付くかも知れません。国際競争力をつけた日本の製品が再び注目を集めてくれればいいですね。

生産性の下がっている日本で劇的に好景気になると言うのは非現実的かも知れませんが、この低調推移が続いた数十年よりはマシになるのではないでしょうか?

いずれにしても先進国でもおいてけぼりを受けていた感のある日本がデフレ脱却出来るのは怪我の功名と言えるかもしれません。


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あとがき


いかがでしたでしょうか。

激動の2022年ですが、ピンチはチャンスと言えるかもしれません。落ちるところあれば上がる所あり。変化こそ投資家のチャンスと前向きに取り組む事が吉と言えそうですね!

今回のスタッフブログはここまで。最後までお読み頂きありがとうございました。
次回もぜひご覧ください!さよなら、さよなら。


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