東京都が防潮堤のかさ上げを計画 2022年11月23日(和不動産スタッフブログ) 不動産投資のことならアフターフォローも充実の【和不動産】へ

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スタッフブログ(2022/11/23)

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2022/11/23 東京都が防潮堤のかさ上げを計画

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皆さまこんにちは!和不動産スタッフブログ担当です。

先週は、仮想通貨取引所を運営する米FTXの破綻がさまざまな媒体で大きな話題となっていました。

負債総額は数兆円規模で、仮想通貨業界でも過去最大の破綻とのことです。資産の回収は難しいとされており、膨大な資産を失ってしまった方も多いようですね…。

世界第2位の規模を誇る取引所が破綻するなんて、誰も予想できなかったと思います。

今回の事件では、「世の中に『絶対』はないんだな」と考えさせられました。これから投資を始められる方は、万一のことも考え、リスク分散も検討するようにしてください。

さて、今回のスタッフブログでは、東京都の防潮堤かさ上げ計画についてご紹介します!

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■東京都が防潮堤のかさ上げを計画

東京都は、地球温暖化による海面上昇や台風の強大化を想定に入れた防潮堤のかさ上げ計画を、全国で初めて取りまとめました。

東京都は現在、東京湾に総延長およそ60km、最も高いところで8mになる防潮堤を設けており、そのうちの30kmをかさ上げする予定です。かさ上げの高さは、豊洲地区で60cm、晴海地区で80cm、東部地区では最も高い1.4mなどとなっています。

11月7日から、この計画について都民に意見を求め、優先度が高いと判断した場所から工事を進めていく方針とのことです。


●防潮堤とその必要性とは?

防潮堤(ぼうちょうてい)とは、陸上にある堤防のことです。

防潮堤とその必要性とは?

上のイラストのように、台風などによる高潮・高波、そして津波の被害を防ぐ効果がありますが、東日本大震災で発生した大津波は防潮堤の高さを遥かに超える約21mにもなり、防潮堤も破壊されてしまいました。

津波の浸入を食い止めることができず多くの犠牲者が出てしまったことにより、「防潮堤は意味がないのではないか」と感じる方もいるようです。

しかし、防潮堤がなければ津波はもっと早い段階で街を襲い、さらに犠牲者の数は増えていたと考えられます。津波は何度も押し寄せ、数時間後に最大波が到達することもあるため、避難する時間を確保するためにも防潮堤は有効だと言えるのではないでしょうか。

また、災害国の日本では、地震による津波だけではなく台風による水害も頻発します。防潮堤には、高潮・高波による街の浸水被害を抑える役割もありますので、海に囲まれた日本には必要な堤体だと言えるでしょう。


●将来の気候変動を想定した防潮堤のかさ上げは、全国で東京が初

温暖化による海面上昇を想定した防潮堤のかさ上げは、日本全国で東京が初めてだそうです。

『東京湾沿岸海岸保全基本計画』の案では、地球温暖化が進み、2100年には海面が今より 60cm上昇すると想定しています。

台風の想定最低気圧は940hPa~ 930hPaとし、浸水を防ぐために必要な高さを算出したところ、総延長およそ 60km、高さ最大 8mに及ぶ防潮堤のうち、豊洲や築地、晴海などを含む 30kmの沿岸部で高さが足りなくなることから、かさ上げの計画に至ったようです。


●自然災害は避けられないが、被害や損失を抑えることはできる

自然災害は不動産投資におけるリスクの一つと言えますが、自然災害は避けられるものではありません。

だからこそ、今回ご紹介した防潮堤かさ上げ計画のような、被害を防ぐ計画・対策が取られているかを確認することが大切です。

そして、冒頭でもお話ししたとおり、リスク分散を考えることも重要です。

仮想通貨であれば、複数の仮想通貨に分散投資をする。そうすれば、一つの仮想通貨で損失が出た場合でも、他の仮想通貨の利益で損失をカバーでき、損失を最小限に抑えられる可能性があります。

不動産投資であれば、自然災害の被害を受ける可能性の高い場所に一棟物件を保有するのではなく、たとえば区分マンションをA・B・Cの異なるエリアに1つずつ保有する。そうすれば、Aのエリアの物件が被害を受けて損失が出た場合でも、B・Cのエリアの物件の利益で損失をカバーできるでしょう。


●大切なのは、リスクを考えること

今回の仮想通貨の事件や自然災害など、起きてしまったことは変えられません。しかし、最悪の事態を想定した対策をしておけば被害は抑えられます。

投資を行なう上では、まず「利益をどれだけ得られるか」よりも「どんなリスクを含んでいるか」をしっかり考えるべきです。

「利益が多く得られるから」という理由だけで投資先を決めようとしている方がいらっしゃいましたら、一度その考えはリセットして、その投資が含むリスクについて考えるところから始めてみてください。

>>不動産投資のリスクと対策はセミナーでも解説しています


あとがき


本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

スタッフブログの読者様の中に、今回の米FTXの破綻の影響を受けた方もいらっしゃるかもしれません。

米FTXの破綻の影響を受けた方はもちろん、仮想通貨をやっていない方も「自分には関係ない」と思わず、今やっている投資のリスクについて改めて考えるよい機会だと思い、ご自身の投資を一度見直してみてください。

不動産投資を検討中で、リスクについて詳しく知りたいとお思いの方は、弊社セミナーや無料個別相談へご参加ください。初心者の方にも分かりやすくご説明させていただきます!

今回のスタッフブログはここまで。次回もぜひご覧ください!さよなら、さよなら。


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