不動産投資コラム(22)
最新の不動産投資市況情報や、中古のワンルームマンションなど、
不動産投資に関するコラムをご紹介いたします。
第22回【不動産購入における融資申し込みの必要書類と申込手順】
大部分の必要書類は不動産会社が用意してくれるが、オーナー様が用意する書類もある
融資申し込みをする際の必要な書類の大部分は不動産会社が用意しますが、オーナー様は、物件の写真を撮影したり、現地調査で学校をはじめコンビニ、スーパー、病院などを調べたりして周辺環境の説明を用意することもあります。
また、専用のソフトを使って、完済するまで黒字になるように収支計画書を作ります。
融資申込書類を作成して金融機関に行き、金融機関で審査が通らなくても、諦めずに他の金融機関に行きましょう。
金融機関に融資申し込みをする際の必要な書類について
先ほどもお話ししたように、金融機関に融資申し込みをする際の必要な書類の大部分は、不動産会社が用意しますが、オーナー様もこれらの書類をしっかり把握して、金融機関の担当者に熱意と誠実さをアピールする必要があります。
不動産物件に関する書類には、住宅地図をはじめ、公図、建物図面、登記簿、評価証明、マイソク(販売図面)、売買契約書、重要事項説明書、物件の写真、周辺環境の説明、収支計画などがあります。
オーナー様に関する書類は、3年分の収入証明(源泉徴収票、確定申告書、決算書など)、住民票、運転免許証や保険証などのコピー、履歴書や経歴書などです。
売買契約書と重要事項説明書は、不動産会社と売買契約を交わす時に使います。
オーナー様が用意する書類について
オーナー様が物件の写真は撮影したり、現地調査で学校をはじめコンビニ、スーパー、病院などを調べたりした周辺環境について説明できるような要素を用意します。
さらに、収支計画もオーナー様が用意しますが、専用のソフトを使って完済するまで黒字になるようにします。
これまでご紹介した書類を持って金融機関に行きますが、1つ目の金融機関に融資を断られても、諦めずに他の金融機関に向かいましょう。
不動産の購入申し込みから融資が受けられるまでの手順について
ここでは、不動産の購入申し込みから融資が受けられるまでの手順を説明します。インターネットで物件検索をして、お目当ての物件が見つかったらマイソクなど資料を請求して、現地調査をしたい物件を選別します。
現地調査の結果、購入したい物件が見つかれば、購入申し込みを行い、価格交渉や競合するオーナー様などと競り合い価格を合意します。
次に、不動産会社と売買契約を交わすために必要な売買契約書と重要事項説明書を用意し、契約日には、売買契約書、重要事項説明書に署名や捺印をします。
金融機関に対しては融資申込書類を作成して金融機関に行き、金融機関で審査を通れば、契約日に金銭消費貸借契約書に署名や捺印をします。
決済日には、銀行で残高決済、鍵の引き継ぎ、所有権移転登記などを行います。
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不動産投資において個人の信用はもちろん大事ですが、不動産会社の信用も活用し有利な条件で始めたいものですね。