家計の見直しは固定費から【氏家祥美 第4回】不動産投資のことならアフターフォローも充実の【和不動産】へ

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【氏家祥美 第4回】家計の見直しは固定費から

レシートを集めて、毎日のお金の使い道を振り返るようになったら、毎月決まって出ていく「固定費」の中身も確認していきましょう。ものによっては金額が月によって変動するものもありますが、ここではまとめて「固定費」と呼んでいきます。

★☆★☆★☆★☆★≪固定費とは?≫★☆★☆★☆★☆★☆

住居費  :家賃や住宅ローンなど
水道光熱費:電気代やガス代、水道代など
保険料  :生命保険や損害保険など
通信費  :固定電話や携帯電話、インターネットのプロバイダー料金など
教育費  :スポーツクラブや習い事のお月謝など
くるま費 :自動車ローンや駐車場代など

毎月の固定費が多いほど、食費やレジャー費、洋服代などに毎月自由に使えるお金が少なくなってしまいます。「毎月、頑張って節約しているのにお金が全然貯まらない」という人は、固定費が大きすぎないか一度確認をしてみましょう。

★☆★☆★☆★☆★≪固定費を見直す方法≫★☆★☆★☆★☆★☆

固定費を見直す一番手っ取り早い方法は、無駄なものを省くことです。会費を払っているにもかかわらずほとんど通えていないスポーツクラブを解約する、英会話を習っているけれど残業等で休みがちになっているなら、好きな時に通えて無駄がないチケット制の英会話教室や、夜中や早朝にインターネット経由で海外にいる先生と会話するweb英会話に変えてみてはいかがでしょう?

ある程度まとまった貯金があるなら、毎月支払っているローンを一括返済するのもいいですね。金利が高めの自動車ローンやカードローンを一括返済すれば、無駄な利払いがなくなるので総返済額は少なくなりますし、月々のキャッシュフローが改善します。今後、新たに住宅ローンを組むときにも、こまごまとしたローンは整理しておいたほうが、審査が通りやすくなります。無理のない範囲で、検討してみましょう。

★☆★☆★☆★☆★≪家計の問題児≫★☆★☆★☆★☆★☆

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家計診断をしていて、じわじわと家計に占める割合が高くなっていると感じるのが通信費です。通話料と一緒にスマートフォン本体価格が引き落とされていたり、契約時に様々なオプションをつけることを勧められたりして、携帯電話料金はとても複雑化しています。買い替えてから1年以上たっている人は、携帯電話ショップに行って、料金プランの見直しについて相談してみましょう。固定電話と携帯電話を同じ会社にそろえて割引プランを使う、家族や友人、恋人と同じ会社に変えるなど、会社を乗り換える方法は検討の余地があります。固定電話そのものを止める、スマートフォンのテザリング機能を活用してインターネット接続し、従来のプロバイダーを解約するのも固定費カットにつながります。

固定費の見直しは、取り掛かるまでがとても面倒ですが、一度見直せば効果がずっと続くので価値がありますよ。


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