海外スポーツブックメーカーの体験談②【伊藤潤平 第6回】不動産投資のことならアフターフォローも充実の【和不動産】へ

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FPコラム【伊藤潤平 第6回】

FPコラム

ファイナンシャルプランナーによる金融商品に関するコラムです。

【伊藤潤平 第6回】海外スポーツブックメーカーの体験談②

こんにちは、FPの伊藤潤平です。 それではブックメーカーの実際の体験談をお話しします。

Sさんはアービトラジサイトで裁定取引の組み合わせを見つけ ブックメーカーサイトで勝敗を賭ける、 という流れで確実に利益を出していきました。 二つの内、片方は負けてしまう為に利ザヤが若干減るものの、 回数を増やすことで毎月それなりの儲けが出るようになりました。

利益が出るとおもしろくてたまらなくなり Sさんは夜通しパソコンに張りついて取引を続けて 残高をどんどん増やしていったのです。 たまに金額の入力ミスをすることもありましたが、 それもたまたま良い方向に向かい順調そのものでした。

そんなあるとき、ふとした異変に気づきました。 Aサイトのサッカーチームに195.68ドルで賭けたはずなのに 5ドルしか賭けていないことになっていたのです。 (間違いなく入力したはずなのに何でだろう、そういえば決定前に英語のメッセージが出てたな) と思い返しながら設定を良く見直していました。

試しに決定直前までボタンを押しメッセージを出して読んでみると ようやく何が起きたのか理解できたのです。 「あなたの設定では上限5ドルまでしか賭けれません」 と書かれていました。 (何でだ、他のチームはどうなんだろう) と思い、別のチームに試しで賭けようとしても同じでした。

気を取り直してAサイト以外の裁定取引を見つけて しばらくの間取引を続けていきました。 Aサイト以外はそのまま順調だったのですがある日、 Bサイトも同じように5ドルまでしか賭けれなくなりました。 そして他のサイトも立て続けに上限が設定されたのです。

賭ける金額が小さくなると利益も減るので Sさんは異常事態であることにようやく気づき始めました。 (何でだよ、利益が出なくなっちゃうじゃん) と度重なる異変に焦りを覚え始めた頃、 Cサイトではログインできなくなってしまいました。

Sさんはメールで問い合わせたのですが、 返信はあったものの理由は教えてくれませんでした。 そのうちにDサイトも閉鎖され、預けていたお金があるのに どうやって回収したら良いかわからず困ってしまいました。

ついにSさんは苛立ちを覚えるようになり 入力ミスが増えて一か月全体で始めて損失を出してしまいました。 Sさんは気が動転してどうしたら良いかわからなくなり、 取引頻度が減っていき、ついにはやらなくなってしまいました。

なぜこのようになったのかは後でわかったのですが、 裁定取引をやる人が増えすぎてサイト側が対策に乗り出したのです。 裁定取引の計算ではじき出される金額は 「187.54ドル」「10.99ドル」など明らかに不自然な数字なのです。

そのような人が増え続けてブックメーカー側もそれに気づき、 裁定取引の目的で利用する人を制限しようとして 上限を設定したりログインを禁止するようになったのです。

このような背景がありSさんも最初は良かったのですが、 スポーツブックメーカーの裁定取引がブームになった頃には 利益を出せず撤退せざるを得なくなってしまいました。 ずっと儲け続けられるということはあり得ず、 何事もいつかは衰退していってしまうことを 実感させられた出来事でした。


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