FPコラム【伊藤潤平 第10回】

ファイナンシャルプランナーによる金融商品に関するコラムです。
【伊藤潤平 第10回】香港銀行口座開設の体験談①
1998年の金融自由化により、日本人が外国の銀行に口座を開設することができるようになりました。
それ以来、多くの外国の銀行の支店が日本にオフィスを構え日本人向けに銀行口座を提供してきました。
口座開設後はカードを使って国内のATMからの引出しは、もちろん外国のその国に行ってもお金を引き出すことができます。中には開設時に現地の銀行を直接訪問して、申し込む人もいます。
日本に暮らす限りは日本の銀行を利用すれば事足りるのですが、外国で取引を行う人や通貨のリスク分散をしたい人は外国の銀行に口座を開くのです。

日本人が旅行のついでに開設できる銀行としては東南アジアが多く、香港、シンガポール、中国に毎日200人以上の日本人が渡航して個人名義の銀行口座を開設していると言われています。
その中の一つに香港のHSBCという世界でも有名な銀行があります。香港のどこかの支店まで足を運び、口座を開設したい旨を伝えて、必要な書類と簡単な英語の受け答えができれば開設できます。
HSBC銀行は資金量によって口座タイプが分かれており、スマートバンテージ(目安10万円以上)、アドバンス(目安200万円以上)、プレミア(目安1000万円以上)の3つがあります。
HSBC銀行のプレミアサービスは国内から撤退してしまいましたが、現地では3つのどれも開設することが可能です。
国内ではなく現地で開設することによるメリットとしてサービスの幅が広がること、投資対象商品の選択肢が増えること、海外で振込みを行う際に国内から海外への送金手順をふまなくて済むこと、などがあげられます。
さらに、インターネット上で取引をすることも可能で、IDとパスワードでログインすることにより口座残高の確認や振込なども24時間操作することができます。
通貨の種類も香港ドルだけでなく10種類以上を扱っており、こちらも24時間いつでもその時の為替レートで両替できるのです。
但し、外国なので日本語の案内はなくすべて英語の文字で、もし使い方がわからず銀行側に問い合わせる時は英語となります。
また、外国の現地へ直接行って口座開設するとなると、情報が少なくて不安、英語が読めないから大変そう、突然倒産したときに困りそう、などのイメージが先行しがちです。
ところが世界を見渡すと日本の銀行より格付けが上の銀行も多くあり、長年の歴史と高い信頼度があるので複数の口座を所有している人も珍しくありません。
何よりも為替の変動や国の財政状態を考慮して、少しでも分散したいと考える人は増えているので、一つだけでも外国の銀行口座を持つのは賢明かもしれません。
それ以来、多くの外国の銀行の支店が日本にオフィスを構え日本人向けに銀行口座を提供してきました。
口座開設後はカードを使って国内のATMからの引出しは、もちろん外国のその国に行ってもお金を引き出すことができます。中には開設時に現地の銀行を直接訪問して、申し込む人もいます。
日本に暮らす限りは日本の銀行を利用すれば事足りるのですが、外国で取引を行う人や通貨のリスク分散をしたい人は外国の銀行に口座を開くのです。

日本人が旅行のついでに開設できる銀行としては東南アジアが多く、香港、シンガポール、中国に毎日200人以上の日本人が渡航して個人名義の銀行口座を開設していると言われています。
★☆★☆★☆★☆★≪HSBCの口座開設≫★☆★☆★☆★☆★☆
その中の一つに香港のHSBCという世界でも有名な銀行があります。香港のどこかの支店まで足を運び、口座を開設したい旨を伝えて、必要な書類と簡単な英語の受け答えができれば開設できます。
HSBC銀行は資金量によって口座タイプが分かれており、スマートバンテージ(目安10万円以上)、アドバンス(目安200万円以上)、プレミア(目安1000万円以上)の3つがあります。
HSBC銀行のプレミアサービスは国内から撤退してしまいましたが、現地では3つのどれも開設することが可能です。
★☆★☆★☆★☆★≪口座開設のメリット≫★☆★☆★☆★☆★☆
国内ではなく現地で開設することによるメリットとしてサービスの幅が広がること、投資対象商品の選択肢が増えること、海外で振込みを行う際に国内から海外への送金手順をふまなくて済むこと、などがあげられます。
さらに、インターネット上で取引をすることも可能で、IDとパスワードでログインすることにより口座残高の確認や振込なども24時間操作することができます。
通貨の種類も香港ドルだけでなく10種類以上を扱っており、こちらも24時間いつでもその時の為替レートで両替できるのです。
但し、外国なので日本語の案内はなくすべて英語の文字で、もし使い方がわからず銀行側に問い合わせる時は英語となります。
また、外国の現地へ直接行って口座開設するとなると、情報が少なくて不安、英語が読めないから大変そう、突然倒産したときに困りそう、などのイメージが先行しがちです。
ところが世界を見渡すと日本の銀行より格付けが上の銀行も多くあり、長年の歴史と高い信頼度があるので複数の口座を所有している人も珍しくありません。
何よりも為替の変動や国の財政状態を考慮して、少しでも分散したいと考える人は増えているので、一つだけでも外国の銀行口座を持つのは賢明かもしれません。