団信と生命保険?【山本俊成 第26回】不動産投資のことならアフターフォローも充実の【和不動産】へ

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【山本俊成 第26回】団信と生命保険?

住宅ローンの融資を受ける際は通常、団体信用生命保険(団信)に加入します。団信はもし万が一住宅ローンを組んだ人が返済途中で死亡してしまった場合に備える保険。死亡時に住宅ローン残高と同額の保険金が金融機関に支払われ住宅ローンが一括で返済されるので、残された家族は住宅ローンの支払いを引継ぐ必要はありません。

多くの金融機関では住宅ローンの融資の際、団信への加入が必須です。しかし「フラット35」を使う場合は、団信への加入は必須ではありません。健康状態が悪くて団信に加入できない人でも住宅ローンを組めるように配慮した結果だと思われます。もちろん団信に加入せずに住宅ローンを組むのはリスクが大きく、できる限り避けたいところです。

★☆★☆★☆★☆★☆≪団信に入らなくても≫★☆★☆★☆★☆★☆

通常、生命保険の保険料は高齢な人ほど高く、若い人ほど安くなります。一方、団信の保険料は、年齢に関係なく住宅ローンの残高に一定の割合を掛けたものです。つまり団信の保険料は若い人には不利であると言うことができます。そして団信への加入が任意のフラット35を、若い人が利用する場合、団信には加入せずに、通常の生命保険で同額の死亡保障に加入した方が保険料は安くなる、という可能性があるのです。

団信の代わりに通常の生命保険を使う場合、「収入保障保険」や「逓減定期保険」と呼ばれる保険を利用します。収入保障保険は、加入者が死亡した場合に、例えば毎月10万円の年金を、死亡した人が65歳になるはずの年まで、遺族が受け取れる、といったような保険です。この収入保障保険は、基本的には毎月○万円(例えば10万円)の年金が受け取れる、という契約なのですが、死亡時に一括で受け取る、という選択もできます。もし住宅ローンを組んだ方がなくなった場合には一括で受け取り、それをローンの返済に充てることで団信の代わりになります。

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逓減定期保険は、契約してから徐々に死亡保険金額が減っていく定期保険で、こちらも団信の代わりになります。「収入保障保険」も「逓減定期保険」も年々保障額が減っていく保険で、通常の定期保険より保険料は安くなります。

こうした生命保険を使えば、若い人であれば団信に加入するよりも保険料は安くなる可能性があります。もちろんこのやり方にはデメリットもあります。繰上げ返済の時に保険金額の減額調整が面倒だという点や、死亡時の手続きが団信より面倒になるといった点です。

こうしたデメリットもあるので、団信を使う場合と民間の収入保障を使う場合とで、保険料にどれくらいの差があるのかを試算し、その差と上記デメリットを比較して判断する必要があるでしょう。

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