低炭素住宅とは【山本俊成 第38回】不動産投資のことならアフターフォローも充実の【和不動産】へ

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【山本俊成 第38回】低炭素住宅とは

◆低炭素住宅とは◆【山本俊成 第38回】

前回は、長期優良住宅の投資型減税についてまとめました。長期優良住宅を現金で購入した場合に所得税の減税があるというものでしたが、消費税が8%になる2014年4月以降は、低炭素住宅の購入に関しても同様に減税対象となります。今回は「低炭素住宅」について解説します。

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低炭素住宅とは、その名の通り、炭素の排出が低い住宅のこと。つまり、自宅のエネルギー消費量を抑えている住宅のことです。東日本大震災後のエネルギー事情等も考慮し、エネルギーを使わないような住宅を普及させようという意図があります。

低炭素住宅の認定を受けるためには、省エネ基準で定められている一次エネルギー(発電に使う石油やガスなどのこと)の消費量を、省エネ基準よりも10%以上削減することが必要です。さらにHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)が導入されていることや、ヒートアイランド対策等が取られていることなどが条件になります(詳細は下表)。

【低炭素住宅の認定を受けるためには、次のうち2つ以上の措置を講じる必要があります】

HEMS(またはBEMS)を採用

2

節水に役立つ設備機器(節水型トイレなど)の採用

3

雨水、井戸水、排水を利用する設備(雨水を貯水するタンクなど)の設置

4

太陽光発電等の設置

5

ヒートアイランド対策(屋上、壁面の緑化など)

6

住宅の劣化を軽減する措置の採用(劣化等級3)

7

木造住宅

8

高炉セメント(耐久性に優れたセメント)の利用

低炭素住宅を建てたり、購入したりする場合の優遇措置としては、前回のコラムでまとめた投資型減税(現金で購入した場合の所得税の減税)の他に、住宅ローン減税の控除額が20万円上乗せ(こちらも長期優良住宅と同等の減税)、登録免許税の優遇があります。また「フラット35S」の金利Aプランも適用され、金利が10年間、0.3%優遇されます。

 ☆★☆≪低炭素住宅のメリットとは??≫★☆★

低炭素住宅と長期優良住宅とを比べると、一般的には建築コストは長期優良住宅の方が高くなります。長期優良住宅は省エネ基準だけでなく、耐震性や劣化対策といった基準も満たさねばならないからです。長期優良住宅よりは安い価格で、長期優良住宅と同等の優遇を受けられるというのは、低炭素住宅のメリットになるでしょう。

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