FPコラム
ファイナンシャルプランナーによる金融商品に関するコラムです。
【山本俊成 第58回】賃貸併用住宅のメリット1
最近「賃貸併用住宅」についての相談を多く受けるようになりました。
「賃貸併用住宅」というのは、通常のマイホームに賃貸用の部屋を併設した住宅のことです。
今回と次回の2回に分けて、「賃貸併用住宅」のメリットをまとめます。
■賃貸併用住宅のメリット:家賃収入で住宅ローンを返せる
「賃貸併用住宅」のメリットの1つに「賃貸部分の家賃収入で、住宅ローンの支払いが行える」ということがあります。賃貸併用住宅を建てるには通常の住宅と比べるとお金はかかり、住宅ローンの金額も大きくなってしまいますが、家賃収入があるのでその負担を小さくすることができます。
例えば、35年、金利1%の変動金利、元利均等返済で7,000万円の住宅ローンを組む場合、毎月返済額は197,599円となります(変動金利を想定して計算しているので将来、金利上昇した場合には毎月返済額は増える可能性があります)。もし賃貸部分が1部屋10万円の家賃でそれが2部屋あるとすれば家賃収入は合計で20万円。住宅ローンの負担額は実質0円となります。
一般に、住宅ローンを組んで住宅(賃貸併用ではない普通の住宅)を購入する場合でも、一生涯賃貸住宅に住む場合でも、住居にかける費用は大きくなります。
賃貸併用住宅ではその住居費を実質的に大きく下げることができます。この点は賃貸併用住宅の大きなメリットになるでしょう。
■ 賃貸併用住宅のメリット:老後に家賃収入が得られる
賃貸併用住宅のメリットとして、老後に家賃収入が得られるという点があります。
住宅ローンを返し終えれば賃貸部分の家賃はそのままプラスの収入となります。若い人の中には将来の年金に不安を感じている人が増えてきていますが、そういう人たちにとって賃貸併用住宅は、ローンを返している間は家賃でそのローン負担を軽減でき、ローンを返し終えたら家賃収入が老後のための不労所得になる、という点はメリットになるでしょう。
「賃貸併用住宅」というのは、通常のマイホームに賃貸用の部屋を併設した住宅のことです。
今回と次回の2回に分けて、「賃貸併用住宅」のメリットをまとめます。
■賃貸併用住宅のメリット:家賃収入で住宅ローンを返せる
「賃貸併用住宅」のメリットの1つに「賃貸部分の家賃収入で、住宅ローンの支払いが行える」ということがあります。賃貸併用住宅を建てるには通常の住宅と比べるとお金はかかり、住宅ローンの金額も大きくなってしまいますが、家賃収入があるのでその負担を小さくすることができます。
例えば、35年、金利1%の変動金利、元利均等返済で7,000万円の住宅ローンを組む場合、毎月返済額は197,599円となります(変動金利を想定して計算しているので将来、金利上昇した場合には毎月返済額は増える可能性があります)。もし賃貸部分が1部屋10万円の家賃でそれが2部屋あるとすれば家賃収入は合計で20万円。住宅ローンの負担額は実質0円となります。
一般に、住宅ローンを組んで住宅(賃貸併用ではない普通の住宅)を購入する場合でも、一生涯賃貸住宅に住む場合でも、住居にかける費用は大きくなります。
賃貸併用住宅ではその住居費を実質的に大きく下げることができます。この点は賃貸併用住宅の大きなメリットになるでしょう。
■ 賃貸併用住宅のメリット:老後に家賃収入が得られる
賃貸併用住宅のメリットとして、老後に家賃収入が得られるという点があります。
住宅ローンを返し終えれば賃貸部分の家賃はそのままプラスの収入となります。若い人の中には将来の年金に不安を感じている人が増えてきていますが、そういう人たちにとって賃貸併用住宅は、ローンを返している間は家賃でそのローン負担を軽減でき、ローンを返し終えたら家賃収入が老後のための不労所得になる、という点はメリットになるでしょう。