不動産投資Q&A(30)
【答え】
基本的に利回りとは投資した額に対して1年間でどのくらい収入を得ることが出来るのかを表したものになります。
「表面利回り」とは年間の家賃収入を不動産の購入価格で割って計算した利回りのことで、「実質利回り」とは年間の家賃収入から維持経費を差し引いたものを不動産価格に購入時の諸経費を足したもので割って計算した利回りのことを言います。
例えば不動産価格2000万円の物件に対して1年間で100万円の家賃収入があった場合、
「表面利回り」は
100万円÷2000万円=5%
となります。
「実質利回り」ではかかる経費を収入(家賃)から差し引きます。
購入にかかる経費を50万円、年間でかかる維持経費を20万円とした場合、
(100万円―20万円)÷(2000万円+50万円)=3.9%
という計算になります。
このように「表面利回り」の方が「実質利回り」より高めの数字となります。
不動産業者が物件の広告を出す際には「表面利回り」を用いますが、実際に自分の手取りがいくらになるかというのは「実質利回り」になります。
投資用の不動産物件の収益力を正しく知るには「実質利回り」を使用するべきですが、「実質利回り」とはあくまで瞬間的な数値でしかありません。
この利回りの計算結果は年ごとに変化する可能性が高くあり、現在の利回りが将来にわたって保証されているわけではありません。
不動産物件を探す際には、その物件の「実質利回り」を実際に算出してみることが一般的な目利きとなります。
「表面利回り」と「実質利回り」は色々な物件を比較するときの第一段階の目安という程度に考え、広告などで出ている「表面利回り」だけで判断しないように注意しましょう。
不動産投資において利回りは重要なポイントのひとつです。
しかし、利回りばかりを追いかけてしまうと、思わぬ落とし穴がまっています。
和不動産では「利回りの落とし穴」や「利回りを重視しすぎた失敗例」等もセミナーで分かりやすく説明しています。さらには、購入後の運用で収益を向上させる「マンション育成方法」などもご紹介中です。
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