新築ワンルームマンション投資、5年で収支がマイナスに

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不動産投資Q&A(59)

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【質問59】新築ワンルームマンションを購入して5年程経ち、家賃が下落し収支がマイナスになってしまったのですが

まず、収支がプラマイゼロの状態で運用してきた物件の家賃が1万円下がってしまうと仮定しましょう。そうすると、収入より支出の方が1万円多くなり、マイナス収支(赤字)になってしまいます。

その時に疑問を持たれ、相談にいらっしゃるというケースが多いのです。

もし、新築ワンルームマンションを3戸持っている方であれば、数年後、毎月マイナス3万円、もしくはそれ以上のマイナスという状況に陥る可能性もあるということです。

では、そうなってしまうのはなぜなのか?解説していきたいと思います。


一般的にワンルームマンションは、年間1%ずつ賃料が下落していくと言われています。

築3年~築10年までは、年間下落率は約2.2%、築年数が10年~20年になると年間下落率は約0.9%となり、20年以降は年間下落率が約0.7%と家賃の下落が落ち着いていく傾向にあります。

家賃の年間下落率のイメージ

新築ワンルームマンションを購入すると、築年数の経過に従って家賃の下落幅が大きくなって収益が悪化してしまうのです。

これは、部屋の設備(エアコン・トイレ・キッチン・お風呂など)が、20年程度経過すると最新の設備に比べ古臭くなり家賃に影響をきたすためで、設備の経年劣化と共に家賃は下落してしまうのです。

新築で物件を購入した場合、相場が急騰するという例外を除くと、どんなに費用をかけてリフォームを頑張っても100%以上の賃料を得ることは難しくなります。


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新築ワンルームマンションを選ぶことで得られるメリットは少なく、耐用年数が長いこと、相続税対策や高額納税者が節税のメリットを享受できることくらいでしょう。

新築はすべてが新品で見栄えも良いため魅力的に感じるのは理解できますが、不動産投資の場合、そこに自分が住むわけではありません。そのため、収支ありきで購入を検討する必要があります。

新築ワンルームマンションを購入しても、入居者が一度入れ替われば中古ワンルームマンションになってしまいます。たとえ、その入居者が”1日しか入居していなくても”です。

新築ワンルームマンションの場合は新築プレミアムで相場より高い賃料をつけることができますが、初めての入居者が退去すれば、それ以降は中古の家賃相場に合わせない限り、入居者を確保することは難しくなるでしょう。

賃料を下げずに募集し続けることもできますが、長期間入居者が決まらず空室が続けば、当然家賃収入も得られず、確実に利回りは低下してしまいます。ローンの返済も、身銭を切らなければならなくなるでしょう。

その点を安易に考えて新築ワンルームマンションを購入し、後悔されている方が多数いるのが現状です。「家賃の下落というリスクにどう対処するのか?」を購入前に考えておかないと後悔することになりかねません。


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確かに新しいことはメリットですが、新築ワンルームマンションは中古に比べ価格も高く、前述したように家賃下落幅が大きいというデメリットがあります。

たとえ中古でも、室内設備の交換やリフォームなどを行えば新築同様の内装にすることは可能です。それだけでなく、近隣のほかの部屋との差別化を図ることができ、たとえ築年数が経過している中古物件でも家賃アップが見込めます。

2割ほど家賃が下がってもそれ以上に得られるメリットがある場合には新築ワンルームマンションを選んでもよいですが、そうでない場合は、家賃下落のゆるやかな中古ワンルームマンションをお選びいただくとよいでしょう。


ここまでいろいろとご説明してきましたが、このようなお悩みを抱えないようにするために何より大切なのは、ご自身がワンルームマンション投資を通して何を達成したいかを明確にしておくことです。

「毎月安定した収入を得たい」なのか、「自分の収支がマイナスになってもいいから耐用年数の長い物件を子供に残したい」なのか。

これによっても新築ワンルームマンション・中古ワンルームマンションのどちらが最適なのかは変わってきますので、物件の購入を決める前に、まずは「自分の目標や譲れない条件は何か?」とじっくり考えてみてください。



今回の記事で、「新築ワンルームマンション購入後の家賃下落について」の疑問は解決いたしましたか?

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