不動産投資で成功したいのなら、楽をして儲けようと思わないこと
不動産投資を始めとする資産運用で成功するには、楽をして儲けようと思わないことが秘訣です。なぜなら、楽をして儲かるのであれば、みんなお金持ちになっているからです。「楽な道」と「困難な道」があった時にも、成功を掴む人は「困難な道」の方を選びます。困難な道を選んだということは、そっちでもやっていける覚悟があるからです。
■偶然にお金持ちなることってほとんどない
多くの人は「楽な道」の方を選びます。なぜなら、そっちの方が楽だから。それで、楽な道に多くの人が集まって競争率が高まってうまくいきません。困難な道の方が、結果的に成功することになる、というわけです。つまり、お金持ちになるのも「ただ、運が良かったから」という偶然の結果ではなく、「自分はやればできる」という思いがあって「だからお金持ちになれる」と思った人がなれています。
「自分は運が悪い」とか「お金持ちになれるわけがない」と思っている人が、偶然にお金持ちなることってほとんどありません。
運が悪い人やいつも心配事がある人は、いろいろな理由がありますが、その大半は恐れから悪い運や心配事が生じています。否定的な想像していると、実際にそうなる確率が上がるのです。これは、科学的にも証明されています。
■考え方が変われば、出来事が変わる。出来事が変われば人生も変える
というのも、今、あなたに起きている現象は、「過去に思ったこと」からきています。だから「あなたは、あなたの思った通りの人間になる」です。だから、これから起こることを変えようと思うのなら、考え方を変えてしまいましょう。言っている言葉を変えて、考え方も変える。そうやって積み重ねていくと起きる出来事が変わって、人生をも変えることができます。
人間は不安になることをいろいろ考えるけど、起きる問題にはすべて「解決策」があります。だから、実際に問題が起きたら「どうやって解決するか」を考えましょう。悩んでいる状態というのは“恐れ”からきています。人間の運勢を悪くしますし、さらにその人の能力を発揮できなくさせます。恐れから生まれる幸せはありません。悩みというのは、個別の問題よりも“恐れ”からきています。恐れているから、その問題を引き寄せるのです。 だからまず、“恐れ”をなくす。その“恐れ”がなくなれば、自然と何をすればいいかの対処法が理解できるようになります。
■成長するには使う言葉を変える
よく「私はこうで、こうで、こうで、不幸なのです」と、言う人がいます。コインを投げても、続けて裏ばかりでるわけではないのに、なぜあなただけに不幸が起こるのでしょう。それは恐れているから、そのことを引き寄せているのではないでしょうか。つまり、何かを変えない限り、起きる現象は変わりません。それで、何を変えるかっていうと、まず使う言葉を変えるのです。
このことを不動産投資に置き換えると、不動産投資家として成長するには、動産投資に関係ある語彙を増やすことが重要です。不動産投資の話を誰かとしていると、不動産投資家は不動産投資に関係あるワードを選択して会話を行います。最初は理解していないことがあっても、会話を続けて行くうちに理解が深まり、それが当たり前になるのです。だから、語彙を増やすことと不動産投資の会話ができる環境というのは、不動産投資家を成長させるために非常に有効な手段と言えるでしょう。
■「大元」を変えないと起きる現象は変わらない
道が二手にわかれていて「どちらに行けばいいことが起こるか」ではなく、ついている人は「どちらに行ってもついている」し、ついていない人は「どちらに行ってもついていない」傾向があります。そうなる理由は、「大元」を変えないで、目の前で起きる現象だけを変えようとしているからです。自分にだけ不幸が続くのだとしたら、「これっておかしいぞ」感じるでしょう。心は思いだから、変えるのには1秒もかかりません。
だからまず、ポジティブな言葉を使えば、その分だけ変えることができます。でも、そういう人に限って「見事に」やらないことが多いようです。
何も変えずに、何かを変えるのは無理です。元を変えずに現象だけ変えるのも無理です。それで、思いを「完全に変える」のも、実は無理なのです。では、何を変えるかというと、言葉を変えるのです。心は「コロコロ」と動くから、変えたつもりでもすぐにもとに戻ってしまいます。
■過去を許し、未来を創造しよう
出世したり成功したりする人には、ある共通することがあるようです。それは、過去に起こった嫌な出来事や失敗を「それで良かったんだ」と認めることができる人。逆に変われない人というのは、「あの時、こうしなければ…」とか「…が許せない」と、過ぎ去ったことにいつまでもしがみついています。
「過去は変えられないけど、未来は変えられる」っていう人が多いけれど、まず、過去の出来事を許したり、認めて手放したりしないと、いつまでたっても前に進めませんし、未来を変えることもできません。どんなことがあっても、何が起こっても、最後に「これで良かったんだ」と思えば、それは良いことになります。今までのことはどうでもいいの。今までのことは、終わったことですから成長の糧にしていくのが丁度いいのです。そして、これからのことを、自分にとって良いように「創造」していきましょう。
■成功者ほど自分に騙される
恐れている人って、どんな運がきても掴まないので、成功することができません。ところが、「自分は運が強いと思っている人」は、どんなことが来ても「これは自分にとって良いことだ」と掴みとるし、運のいいことに変えちゃうことができます。それと、多くの人は“間違えないようにする”けど、実は“間違えた方がいい”のです。
不動産投資で成功するためにまず、「自分は絶対じゃない」ということを理解しましょう。それで、成功者ほど自分に騙されます。「自分は賢い」と騙されるのです。皆さんも、投資詐欺でエリートサラリーマンが被害にあった、というニュースを聞いたことがあるでしょう。成功者は、何かにおいて成功している人です。だから、自分は何にでも失敗しないと考えています。そこで足元をすくわれてしまうのです。その道のプロでも、「投資は素人だと理解していれば、より慎重な選択もできたはずです。そのためにも、「自分は絶対じゃない」ということを理解しましょう。
■不動産投資で成功したいなら「自分は絶対じゃない」と理解する
人間は完璧ができないようになっています。完璧ができないから、どれだけ良いものを作っても、さらに改良してもっといいものを作り出せたりするのです。というのも、「完璧なもの は進化できないから、壊れるだけです。本当に「頭がいい人」とは、自分の不完全さを知る人のことを指します。成長し続けられるのは、「自分は完璧じゃない」ことを知っているから成長できるのです。こっちだって決めても、もしかしたらこっちかなって思っているから、違ったらすぐに方向転換ができます。例えば、屏風は曲がっているから倒れないのです。それと同じで、曲がりながら進めばいいんですが、それを間違えずに、まっすぐ進もうとするから倒れるのです。
特に、これから投資を始めようと考えている人に、まっすぐ進もうと考えている人が多い傾向を感じています。それで、頭のいい人ほど大きな失敗をする傾向もあるようです。ダメなら諦めて損切りし、次へ進む方が賢明ですが、ダメを認めたくない人は引き返せないところまで続けてしまいます。引き返せないところまで来てしまっては、もう挽回できません。繰り返しになりますが、不動産投資で成功するためにまず、「自分は絶対じゃない」ということを理解しましょう。
どれだけおだてられても、人は完璧でないことを知っていないとダメなのです。どれだけ成功しても自分の未熟さを知っている人は謙虚でいられます。投資でも自分を過信して投資するから、それで立ち直れないぐらい大損するのです。謙虚さのない人は失敗します。仕事でどれだけ自信があっても、氷の上を歩くぐらいで慎重に考えていくことが重要と言えるでしょう。頭がいいっていうのは学歴が高いことでも、知識が豊富なことでもなく、自分は不完全なのだということを知っていることです。私たちは人間だから完璧なわけがなく、完璧である必要はありません。「人は完璧を望むし、目指す。しかし、人が目指すものは成長だと考えていれば、不動産投資家としてより多くのものを得ることができるでしょう。
■真の成功とは「成功を重ねること」
恐れはどんなことをしてもあります。特に、はじめの一歩は誰でも怖いものです。しかし、いくら怖くても、やっぱり一方前に出さないと進んでいくことはできません。あなたは「すごいことをやる」と思っているかもしれませんが、成功している人は自分のできることをコツコツやって成功しています。
不動産投資で成功したかったら、まず毎月1万円ほしいと真剣に思いましょう。それで1万円のキャッシュフローが生まれたら、次は5万円ほしいと真剣に思ってください。そうやって毎月5万円のキャッシュフローが生まれたら、それは成功です。その後は、少しずつ上を目指していきましょう。思ったことが現実になれば、自分は願ったことが叶うと自信がつきます。その自信が次のチャレンジや行動に繋がって、その人の習慣になり目標を達成することが当たり前になります。真の成功とは「成功を重ねること」なんです。
成功を重ねていくと、あなたの習慣が変わります。習慣が変われば引き寄せるものも変わるのです。それをいきなり1000万円とか1億円を目標にしたら、簡単には達成できません。お金持ちになりたかったらまず、自分が可能なところから始めましょう。まずは月1万円から始めて、次は月5万円、月10万円と成功を重ねると、脳はやればできると思うようになります。「夢は小さく、努力は大きく」
だけど自信のない人ほど、叶わない夢を持ちます。それでやってもできなくて、余計に落ち込むことになるのです。はるか遠くに目標があったら辛いし、楽しくありません。よく大きな夢を持てといいますが、「夢は小さく、努力は大きく」で、自分のできる範囲を広げていくことが現実的な成功プランと言えるでしょう。それができれば、誰だって成功することは可能です。
■不動産投資家として「成長したい」と思っている方に
【不動産投資家として成長するためには気づきが重要!】
■「なかなか続かない」と思っている方に
【不動産投資で成功するためには【グリット】が必要】
コンテンツ
- 【TOP】不動産投資の成功率を高めるための考え方
- 【1】不動産投資のゴールである「目標達成」について考える
- 【2】不動産投資家として成長するためには気づきが重要!
- 【3】不動産投資家に必要なPBPの視点
- 【4】投資には、3つのプランが必要!
- 【5】不動産投資で成果を出すための行動力をアップさせる方法!
- 【6】不動産投資の成功に必要な【グリット】と【再投資】
- 【7】資産運用で成功するには「知恵」と「忍耐」が必要
- 【8】不動産投資家として知恵の磨き方
- 【9】お金に好かれたいなら、お金を大切にする人になろう
- 【10】不動産投資で成功したいのなら、楽をして儲けようと思わないこと
- 【11】お金持ちへの扉はどこにでもある!
- 【12】お金持ちの苦労とは?
- 【13】マネーセンスを磨いて、不動産投資家として成長しよう!
- 【14】不動産投資で成功したいなら自分の常識を疑え!
- 【15】不動産投資で成功するかは、投資家の器で決まります。
- 【16】『どのようにお金を稼ぐか』で、人の幸せは決まる!
- 【17】お金のなる木を育てよう!不動産投資は育てる意識が大切
- 【18】不動産投資家は、口座の使い方を考えて資金管理を!