不動産投資家として知恵の磨き方

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不動産投資家としてステップアップするには、知恵を磨かなければなりません。本日は、知恵の磨き方について、提案をしていこうと思います。

実際、「知恵」は、さまざまな方法で増やすことができます。

一例を挙げると、本を読む。本には先人の知恵がたくさん詰まっています。人ひとりが一生で経験できることには限りがあるけれど、本を読めばいろいろな人の経験をいつでも、どこでも共有することが可能です。

また、人に聞くのも知恵です。ただ、聞くときに「誰に聞きに行くか」が重要になります。
例えば、“魚”についての知恵を“八百屋”に聞きに行くのは間違い、ということがお分かりになると思います。それは、サラリーマンの友達や奥さんに相談して、「反対された」っていうのと同じです。それは相談する相手が間違っているからです。知恵というのは、その道のプロに聞かないといけません。やったことがない人からの意見は、否定的なものがほとんどでしょう。

「不動産投資について聞きたい」と思い、お金の専門家や成功オーナーさんに「聞いたけど教えてくれなかった」とか「よくわからなかった」っていう人がいます。それは聞く方の問題の場合がほとんどです。相手が「話したい」と思う聞き方をしないといけないし、自分が「聞きたい」と思う内容を、うまく聞き出す技術も必要でしょう。

もう一つ、「もっともだ」と思うことが、実は「もっとも」じゃないこともあります。
経営コンサルタントの言うことに「もっともだ」と思っても、経営コンサルタントは、相手が「もっともだ」と思わせるのが上手い場合がほとんどです。その人が事業で成功した経験があるとは限りません。それと、本当にいい話って、やっぱりこちらから聞きに行くものですし、不動産投資家の先輩に教えを乞うなら、頭を下げて聞くのが通常です。

ところが、向こうから来るのは「向こうに都合が良いこと」だからと言えます。そんな簡単なことがわかるのも知恵の1つです。
そして、本当に知恵のある人は、自分が得することばっかり考えていません。自分もいいけど、相手にも良いことが「本当にいいこと」なんです。他人ばかり良くて、自分に良くないことは続きません。それに、自分ばかりいいことを考えていたら、その人は嫌われるだけです。

勉強しても行動できないのは？

知恵とは、勇気で光るものです。

不動産投資家の中には、「自信がないから勉強する」という人もいます。ただ、いくら勉強だけをしても、身につくのは「知識」だけです。つまり、頭で勉強しても本当の自信はつきません。勇気を持って実際にやってみないと自信はつかないものなのです。どんなに素晴らしい知識でも、勇気をもって行動に移した時、はじめてその価値が発揮されます。行動しない限り知識は増えません。あとは経験です。

知識がいっぱいあるのに上手くいかない人は、行動しないことが原因と言えます。だからそういう人は、その知識を活かすための勇気が必要です。でも、「勇気がないのがダメ」ではなく、勇気がない人でも金持ちにはなれます。ただ、会社を起業するとか、大金持ちになりたいと思うのなら、勇気や度胸が必要になってくるでしょう。

それに、山ほどある知識の中で、本当に使える知識はそんなに多くはありません。それを見極めるために必要なのが勇気であり、行動です。勇気をもって行動した時、初めて「ただの知識」が「使える知恵」に変わります。

現実には、ほとんどの場合、頭がいい人よりも「度胸のある」人の方が成功への道を先へ進んでいくことが多いようです。お金についての才能を開花させるには、専門知識と同時に「度胸」が必要になります。度胸が必要な理由は、恐怖が強すぎると才能が萎縮してしまうからです。実際、行動して経験しないと分からないことが不動産投資の中にはあります。知恵を磨くために、行動して経験を増やすことが必要でしょう。そのためには、一度の失敗が大きすぎて立ち直れないほどショックが大きいものを選択するのではなく、失敗してもダメージの少ない不動産投資を選択するのも１つの手です。

どんなに素晴らしい人でも、失敗がなく完璧な投資ができているとは言えません。偉大な投資家も失敗はしています。ただ、その失敗がリカバリーできるもので、その失敗から多くを学んでいるから、投資家としての器が大きくなっているのです。まずは、小さく始めて、不動産投資家として知恵をつけて成長したら、規模を拡大するのも考え方の１つと言えるでしょう。

勉強のみでは、お金が増えることはありません。どんなことでもいいので行動してみてください。

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